あらすじ
俺の灯火戦後、横浜。元・天才脚本家の憬は、もう筆をとらないと決めていた。脚本のモデルにした人物が、必ず不幸になるからだ。ただ死を待っていたが、ある日、生きる理由が現れてしまった。それは泥酔していた憬を、居候先の娼館で介抱してくれた燿一。彼の無邪気さと妖艶さに、惹きつけられずにはいられず、どうしても燿一を書きたくなる……。他の誰を犠牲にしても、何を犠牲にしても、燿一だけは不幸にはしないと誓うが――。
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匿名
人間の
とにかく絵がお上手です。ファンタジーなのか人間の脳が見せている幻覚なのか、判断が難しいところですが、筋道が通っているので、違和感はないです。
Posted by ブクログ
☆4.0
全2巻
戦後まもなくの日本が舞台。
マンガってすごいなー。言葉と、それから絵の力を感じた作品だった。
下巻でいわば謎解きに入るので、上下巻買って一気に読むのがオススメ。
衝撃的な始まりに、到底幸せな未来が見えないストーリー展開だけど、すごくきれいに着地していてよかった。
電子シーモア 画面外
Posted by ブクログ
戦後日本のギラギラゴタゴタした空気が画風にマッチしている。お話はやや幻想的でサスペンス調。鉄道事故で生き残った子供二人が青年になり再会。精神的にどちらもやばくなってるから受けはもともととして、攻めは出会わない方が平穏だった…かも?
こういう頭を使いながら?しっかり読まないと行けない作品がそこまで好みではないのもあって、少し話が入ってこなかったです、、とりあえず下巻も読み切りたいとは思います。