【感想・ネタバレ】浄土双六のレビュー

あらすじ

荒廃する室町時代を舞台に、男と女の欲と情念を描く。

足利八代将軍となる義政を育てた乳母の亥万(いま)。
彼女はやがて、義政に閨の手ほどきをし、
側女として政にも関わるようになっていった。
正室の日野富子が待望の子を授かるが、
産まれてきた赤子は呼吸をしていない。
富子は亥万の呪詛が腹の子を殺したのだと訴えて――。
室町時代を舞台に人間の業と情を描く傑作歴史小説。

対談・近藤サト

※この電子書籍は2020年11月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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Posted by ブクログ

室町時代の物語を読みたくなり調べてたどり着いた本。作者のことを知らずに読み始めたけれど、すごく繊細な語り口調で室町6代から8代将軍までの世で過ごしていた人たちの群像劇が展開されていて1日弱で読み終わってしまった。

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2025年01月04日

Posted by ブクログ

非常に失礼な言い方とは思うけれど、意外に面白い作品だった。同じエピソードを、登場人物ごとに、別々の視点で描くことで、より深く印象づかせる効果がある、ことが判った。

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2024年01月18日

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