あらすじ
「プロのライター」を志し、ライターの大先輩で、シリーズ累計20万部突破のベストセラー『読みたいことを、書けばいい。』『会って、話すこと。』(ダイヤモンド社)の著者である田中泰延の元に弟子入りした23歳の学生・直塚大成。
「書いてお金をもらうって、どんな感じですか?」
「プロのライターが書く前にやっていることって、なんですか?」
「魅力的な文章を書くには、何をどうしたらいいですか?」
田中さん、世界一わかりやすく教えてください!
プロのライターが実践している「調べて、書く」全スキルが身につく徹底講義が今、幕をあける!
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Posted by ブクログ
文章のテクニック的なことではなく
文章を書くときの心構えについて
非常に為になる話がたくさんあった。
心に残ったことを3つ書きたい。
1つ目は、文章を書くときは
この人すごい!と思われたいとか
そんな承認欲求はすぐ読者に伝わってしまう。
誠実に書くこと、素直に書くことが
キャリアを積んでも大切だと書かれてあった。
これは仕事でも人間関係でも大切だと思う。
文章は文字を通じた
コミュニケーションなのだと思う。
会話のコミュニケーションと同様に
素直さや誠実さが大切なのだと感じた。
2つめ。文章を1つ書くには
あちこち寄り道したりすることもある。
これも仕事と一緒だなと思う。
成果に目が行きがちだけど、
その成果を出す為には
いろんな寄り道がある人の方が多いと思う。
一次資料にあたって文章を書くこと。
最後に静かな文章を心がけること。
書きたい=言いたい=うるさいにつながる。
調べて、こんなことが分かって、驚きました。
私はこう思うのですが、
あなたはどうですか?というスタンス。
相手が知りたいこと、読みたいことを書く。
・素直さ、誠実さ
・寄り道をすること、たくさん調べること
・相手が読みたいことを書く
文章を書くときは
このあたりを気を付けて書こうと思います。
Posted by ブクログ
プロのライターが講師で、生徒役として将来プロのライターを志す学生が応募で選ばれ、マンツーマンの講義の様子をライブ形式で本にまとめたもの。
テーマに沿って、学生が書き上げた文章にプロが注釈をいれる。
以下、まとめ
※いい文章には決まって「感動のへそ」がある
・「感動のへそ」が明確な文章は、多くの人間に響く
・「感動のへそ」を作るには、内容に「序列」をつけなくてはいけない
・「感動のへそ」を作るっていうのは、「誠実に対象と向き合い、素直に書く」ということ
・「感動のへそ」はフィクションであってもいい
・感動は、実は「捏造」してもいいし、心の中で湧きあがる「願望」でもいい
・「誠実に対象と向き合い素直に書くこと」は、必ずしも「ありのままの事実を書くこと」とは限らない
→ライターっていうのは、「こうだったらいいな」ということを書いていいんです。
・書き手の切なるものに触れた時に、人の心は動く、そして心動かされるという体験をくれた書き手のものを、人は読みつづける
※「仮説を立てる」
・出発点は、「当てずっぽう」でいい「?」を追いかける
・仮説とは、ひとつのテーマ、あるいは着眼点をもって深掘りしていくときの「飛び石」みたいなもの
・知らなかった事実が見つかって、また別の仮説が立ったと、まるで飛び石へと伝い歩くように変容していってもいい
・最終的にどう着地させたか?→「調べて書いた文章」大切なのは、変容した仮説が芋づる式につながっていること
他、超具体的なレクチャーが多数あり、なるほど、と心の中から納得出来た。