あらすじ
家事代行サービスで働く秋月都が、若き和菓子職人・羽鳥一成の屋敷に通うようになってはや1年――。
ある日、空き家のはずの向かいに高齢の女性の姿が。彼女は、「ことりや茶房」のはじめての常連客であり、一成や恭史郎とも交流があった。そんな折、茶房の接客担当である瑠花が来られなくなり、茶房の営業がピンチに。そこで都は、小料理屋でのアルバイト経験を思い出し、自分が代わりに出ると提案するが・・・?
ほかにも、一成と恭史郎の知られざる出会いや、コンプレックスを抱えたとある女性のお話、そして職人としての一成におとずれる試練も・・・!?
和菓子が人と人とをつなぐ、心温まる物語、待望の第2弾。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
読んでいる間や読み終わったあとの精神状態が非常にいい!
セラピー本になります。
読書で「考えさせられる話題作!」とか「社会悪に切り込む!」とかそんなのいらないんですよ‥
こんなふうにほのぼのと笑顔になれる本に出会えるととても幸せ感じます
Posted by ブクログ
やっぱり、一成が作り出す和菓子はとってもおいしそう。前作も読みやすく、つい、和菓子が食べたくなってしまったけど、今回も食べたくなりました。(いちご大福食べました)
Posted by ブクログ
シリーズ第2弾!待ってました!!
家事代行サービスで料理専門として働く都(みやこ)
そして北鎌倉にある、
和菓子屋『ことりや』の若旦那 羽鳥 一成。
なんといっても、
食べ物の描写がたまらない…!!!!
読んでいて『美味しい』と思ってしまう程です。笑
登場する和菓子や都が作る料理の描写すべてが
大好きだけど中でも、
洋風どら焼き、練乳入りの抹茶プリン、黒砂糖を隠し味に入れた角煮………は特に好きです!!!
すべてが美味しそう…!!!
読んでいてお腹も空くけど幸せになれるお話。
第3弾まっています!!!!
Posted by ブクログ
都も着実に仕事のスキルアップをしていて、これからの仕事っぷりが頼もしいです。ちょこちょこゆきうさぎでのエピソードもあるのも嬉しかったです。
そして、明らかになった一成と兄の確執。父が遺した店が様変わりし、それに反発した一成が追い出される形で北鎌倉へ…
まだ直接対決はないものの、老舗料亭のデザート対決で一成が勝利した事をきっかけに、そろそろ兄が出てきそうですね。
Posted by ブクログ
色んな人たちの視点からのお話があって楽しかった。
一成さんの過去、辛いね。
でも、恭一郎も、都も、みんな温かい。
まりなちゃんもかわいいね。遊園地のお話、ほっこり。
都と、父親の関係もいい感じになってるし。
今回、ああいう展開になったから、次回あたり、お兄さんとの関係にも変化があるかな。いい方向に進んでほしい。
それにしても、都の作る料理、どれもおいしそう。
豚の角煮は、スペシャルな感じでたま作るけど、作る過程も楽しいんだよね。何度も煮ては冷やして脂を取り除く。
一成の和菓子も、食べてみたーい。
Posted by ブクログ
今回出てくる甘味は三色団子と桜の練り切り、苺大福、洋風どら焼き、抹茶プリンアラモード。表紙のイラストが可愛いし、美味しそう。
恭史郎と一成の昔話や、絶縁状態のお兄さんとの話がチラチラ出てきましたね。この先の展開がきになる…次の甘味も楽しみ。苺大福を明日買ってしまいそう…。
Posted by ブクログ
第2弾。
この作家さんの食べ物の描写がほんとうに好きで、じゅるりと涎が出そうになります。
今回も、ぜったいに!美味しいじゃないかー!という食べ物の数々。
若旦那、一成さんの和菓子だけではなく、都さんのお料理にも心惹かれます。うちにも来て欲しい。
こんな風に好きななにかをつくりだせるっていいな、そう思います。
登場する人達が前向きになっていく様も読んでいてとても気持ちいいです。
Posted by ブクログ
シリーズ第2弾。
今作も美味しそうな和菓子達が登場。
三色団子と桜の練り切り
苺大福
洋風どら焼き
抹茶プリンアラモード
お菓子と一緒に登場人物達の過去が色々とわかります。
お菓子も美味しそうでしたが、今回は家事代行業で一成(若旦那)の家に出入りしている秋月都が作るお料理の方に惹かれてしまいました。
特に「豚の角煮」
と〜っても美味しそうでした。
Posted by ブクログ
今回も美味しそうでした。
お兄さんとの確執はこれから徐々に明らかになってくるとは思いますが、高瀬家の時ように方向性が違うだけで実は良いお兄さんなんだろうなぁとも思ってます。
若旦那の和菓子も美味しそうだけど、都ちゃんのお菜も美味しそうで、お腹が空く時間帯に読むのは大変危険。
Posted by ブクログ
実家から出て自分の店を持った若い和菓子職人と周りで支える料理のプロの家政婦や店のスタッフ達の物語。
美味しそうな和菓子や料理の描写に心惹かれつつ、優しい物語にほっこり。贔屓の店の苺大福が終わらないウチに買いに行かなくちゃと思う三月
Posted by ブクログ
和やかで落ち着いた雰囲気(文章)に加え、料理やお菓子が出てくる作品を描かれる作家さんの最新作。すぐに拝読しました!
今更なのですが、主人公の都が、あの都だったことに気づきびっくり!
前作の猫番館シリーズのみなさんも時々お見かけして嬉しくなるのに、都が雪うさぎシリーズの都だったとは!?
さりげなーく出てくるのがまたにくいですね。
本作も美味しそうなお料理もさることながら、和菓子も気合いが入っていることを感じました。
何より鎌倉の四季を感じさせる描写が素敵です。
今後も楽しみに追いかけていきます。