あらすじ
家事代行サービスの会社で働く秋月都。ある日、北鎌倉に派遣された。辿りついたのは、住み込みの家政婦がいてもおかしくなさそうな大きなお屋敷。出迎えた和装の青年は羽鳥一成という名の若き和菓子職人で、この屋敷は彼の工房兼住居だった。一成の作る和菓子は見事な出来映えで、常連客も多い。人知れず、和菓子に苦い思い出のあった都だが、彼の作る和菓子に触れるうち、心の変化を自覚するようになり…。日々鍛えた料理の腕で、羽鳥家の“定期契約プラン”を勝ち取った都は、いっとき閉店してしまっていた甘味処「ことりや茶房」の再開にも関わることになるが…。
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ほのぼのと料理はなんぼあってもいいですし。
しかし、はじめがあれば終わりがある。
終わりたくない、終わりが知りたい、の狭間でもがきながら読みたい気持ちが止められなくなるんですよねー
ほんで、新たな設定のほのぼの見つけると、しばらく暇せんで済む‥と安堵します。
マイルール基準を満たす良質のほのぼのに出会えて感激
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大きい事件とか起きる訳ではなく、ゆるゆる暖かい話でした!!
和菓子大好きなんでめっちゃ美味しそうと思いながら読みました。
若旦那素敵です!!
都さんの料理食べてみたい!!
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家事代行サービスの会社で働く秋月都は、別なスタッフの依頼のピンチヒッターで、とある若手和菓子職人のお宅へ派遣される…
過去、両親の離婚で和菓子が苦手になった都だったが、和菓子職人・羽鳥一成のお菓子のおかげでそれを克服し、両親へのわだかまりがなくなっていく過程が優しくてお気に入りです。
一成と都の距離も少しずつ近づいて、この先も楽しみです。
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小湊さんの新シリーズです。「ゆきうさぎ〜」は和食、「ホテルクラシカル〜」はパンで今回は和菓子です。今までのシリーズに出てくる人達の存在がちょこっと感じられたり、相変わらず食の描写が上手くて、出て来たメニューや和菓子が食べたくなりました。
桜餅には2種類あるんですね。私はずっと関西なので関西風の道明寺しか馴染みはありませんが、関東風の長命寺も食べてみたいなぁ。
和菓子のイラストも、めちゃ可愛いです。
第二作目も出るといいなぁ。
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小湊さんの描く和菓子を題材としたあたたかい物語。
家事代行サービスで料理担当として働く秋月都。仕事で訪れたのは、北鎌倉の趣あふれる日本家屋だった。
和菓子職人で雅な雰囲気を醸し出す羽鳥一成と出会い、和菓子を架け橋として新たな縁や再び繋がる縁に出会う。
和風で閑雅な雰囲気ながらも、あたたかみを感じる物語に、ページを捲る手が止まらなかった。
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小湊悠貴さんのシリーズ物のファンなのでとても楽しみに読ませて頂きました。舞台は鎌倉、家事代行サービスの会社で働く秋月都が派遣されたのは和菓子職人の住む御屋敷。そこで起こる話は大した事件や出来事ではないものの美味しい料理や和菓子に心が和みます。
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表紙のイラストが好きです。
食べ物系のお話は好きなんです。和菓子に関する内容が薄いので、和菓子屋さんでなくても良さそうだと思いました。
甘味処が再オープンしてこれから〜って感じがするので、続きが早く読みたいです。
でも、1年も経ってるからもう無いんですかね?
シリーズ化しないと中途半端な感じです。
なんと、3月に新刊が出るそうです‼️
楽しみです♪
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ほんわかとした雰囲気が好きで、小湊氏の作品はシリーズでよく拝読しています。
今回の「をかし」もシリーズ化していると思い込んでいましたが、まだこの1冊のみのようですね。
前シリーズの猫番館の登場人物がちらほら出てきて、それがちょっと嬉しい。
時系列的には、猫番館より前ぼい?
料理と和菓子と猫。
ほんわかと温かく、癒されます。
次巻が待ち遠しいです。
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家事代行いいなぁー。
うちの窓サッシとかお風呂とかトイレとか、ピカピカにしてほしい。
表紙に並んだ和菓子がとても美味しそう。食べたい。
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最近、和菓子を題材にした作品って多い思う。
そして、和菓子が食べたい!ってなる。
カバーイラストと小説に登場するお菓子がリンクしてて、くぅー。食べたい!ってなるし、カバーイラストのタッチが私ごのみ。
登場人物も魅力的だし、心がほっこりなるし。
まだ描ききれてない部分もあるから、続編あるだろうなぁ。
桜餅に種類があること知って、わたしが好きなほうは長命寺だと知り、興奮したのは、ここだけの話。
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小湊悠貴先生の著作のファンであれば緩く繋がっている話なのでお勧め。
家事代行サービス会社に勤める調理師「都」が受注販売の和菓子屋のお宅に行くところから幕開け。北鎌倉というどちらかと言うと観光地ではない鎌倉の雰囲気感じる物語。
私は北鎌倉に祖父母宅があったので、小学生までは毎夏行っていました。おそらくは祖父母宅に向かうあの道の途中の何処かを舞台にしているお話だと感じました。
今はもう祖父母は亡くなり、その家も人手に渡りましたが、当時の懐かしさを感じながら読みました。
今はもうないとは思いますが、その道に甘味処もあって、行き帰りに寄ったこともあります。あの情景が鮮やかに再生されて少し切なく読み終えました。
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近頃、和のものに興味があるのか無意識にそちらに傾いている気がする。
抹茶の次は鎌倉にある「甘味処」が舞台の作品です。
桜餅
抹茶パフェ
クリームあんみつ
白玉ぜんざい
どれも美味しそうでした。
続きが出版されると嬉しいな~。
また気軽に「和」を楽しみたいです。
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タイトルから勝手に『和菓子屋の若旦那さんが、その類まれなる洞察力を活かして様々な日常の謎を解くミステリー』だと思っていたが、全然違った…。
この「をかし」は「いとをかし」の方だったのか。
若くて素直で溌剌とした、でも料理の腕は確かな女性が職場で知り合ったとても物腰柔らかで優しい男性や、第一印象無愛想で怖かったけど、実は優しい男性と過ごす物語。
…うーん、なんか既視感。と思ったら、ホテルクラシカル猫番館の作者さんだったか。
とても読みやすかったけど、ハマるにはちょっと自分が年齢と経験を重ね過ぎたかな。という感ありでした。
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家事代行の主人公が仕事先の若旦那と出会って何か起きそうな予感.今のところは美味しそうな和菓子と仕事のご飯作りが面白い.表紙の絵そのままのお菓子たち.食べたくなる.
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和菓子屋を営んでいる家に家事代行サービスとして料理を作りに行くというお話。
まだまだ序盤なのでこれから膨らんでいくのだろうなと。ホテルクラシカル猫番館の紗良ちゃんの弟さんが出てきたのが繋がっているので嬉しい。
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北鎌倉の花桃屋敷を舞台に、家事代行サービスで訪れる主人公と、どこか浮世離れした菓子職人の一成、営業兼経理担当の恭史郎の関わりを四季折々の甘味とともに綴られる物語。
物語が春から冬へと進む中で、桜餅や抹茶パフェ、抹茶クリームあんみつ、白玉ぜんざいといった甘味が登場。どれも美味しそう。ほっとして心が安らぐ瞬間ってやっぱりお茶と甘いものだよね。
屋敷内は情緒溢れる雰囲気でお花も出てくるので情景が目に浮かぶ。
再開したカフェにも行ってみたい。
私自身も和菓子が好きなので、読んでいると自分も花桃屋敷を訪れたような気持ちになった。
一成のお兄さんのお話だけまだ謎のままなので続きそうなきがする。
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主人公の都は、家事代行サービスで働く若手社員だ。
元々調理で仕事をしていたので、調理に関してはお手のもの。
ある日、代理で家事代行サービスのおためしプランを担当することになる。
そこで出会ったのは、和菓子屋を営む羽鳥家。
和菓子には苦い思い出が…。
それぞれ和菓子をもとに、ほっこりとしたエピソードが4つ。
春夏秋冬の1年間の都と羽鳥家のエピソード。
和菓子がちょっと食べたくなってきた。
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「ゆきうさぎ」シリーズの小湊悠貴さんの作品。
「お菓子」が主役の話は初めて読みましたが、やっぱり食べ物の描写がとても好き!
美味しい想像が膨らみます。
主役はお菓子ですが、主人公の都さんは日々のご飯を作る人なのでもちろんお料理もたくさん出てきて、やっぱり美味しそう。
美味しいものを作って食べることに真面目な都さんと和菓子に向き合う一成くんの食に対する姿勢はとても似ていると感じました。
この後の展開をもう少し読んでみたいです。
続きがあるといいな。
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家事代行サービス会社で働く秋月都は、北鎌倉の
お屋敷に派遣された。そこに住むのは、若き
和菓子職人・羽島一成。日々鍛えた料理の腕で
定期契約プランを勝ち取った都は、甘味処ことりや
茶房の再オープンにも関わることになり?