あらすじ
死と暴力と愛
死もセックスも愛もすべて等価な透明の「無」のなかで再生される、私たちの新しい「リアル」
岡崎京子の最高傑作として世代を超えた感動を呼ぶ名作。
※本タイトルの電子書籍は紙版書籍のスキャニングによる手法で制作しているため、極一部のページに文字切れが生じている場合がございます。予めご了承ください。
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
何かをかくすためにお喋りをし続けていたハルナたち3人と、何もかくさない山田くんとの関係 子どもなのに大人をしている いつだってそうだ
ハルナたちが住む街の近くの澱んだ河の、水で隠した、流されてきた汚い欲たち
工場の汚水が流れ出て粘度の高まった河は、ひとの心みたいだ
ハルナの住むマンションの12階から見下ろす景色は、そういうどろどろとした感情を飲み込んだぐらぐらな状態で成り立っている
それぞれがなにかを背負っていて、それを背負っていないものだとするために少しずつ嘘をつく
たぶんだから、こずえは死体を見てざまあみろ、と思った 話していることと考えていることがあまりにも違いすぎる世の中と人間を見たあとで、死ねばみんな朽ちていくだけの同じ物質だとわかって拍子抜けしたのかも
ルミの気持ちすごくわかる 自分がからっぽだから、そういうことでしか満たされないんだ その時だけは必要とされる、それならあとはどうだっていい だからおなじ気持ちを抱える観音崎のことがわかる
読むたびに感想も気づくことも変わっていく本 また読み返したい
Posted by ブクログ
岡崎さんが漫画を描けなくなってから何年経ったのだろう?
この「リバーズ・エッジ」は今から25年前の作品だそうです。
当時の雑誌『CUTiE』でチョロチョロ見ていた記憶はあるのですが、今回は通しで読めたので良かった。
ただ、もっと早くに読んでおけば良かったと思いました。『pink』『ROCK』辺りは読んでいたのに、この作品を読んで居なかったのは失念。
「リバース・エッジとは何なのか?」という第一次感想。 題材が高校生という内容と余りに現実と掛離れたハプニングに「有得るのか?」という疑問を持ってしまいました。
ただ、セクシャリティな男友達・浮気・妊娠・クラスメイトの死・薬物中毒等々に対しての高校生なりの無気力感と心理浮遊力の現し方は岡崎さん独特で、その部分は強く伝わりました。
作画に対して批評する方もいらっしゃるみたいですが、
私は岡崎さんの線画みたいな絵が好きなので早く復帰して欲しいと願う一人です。
この作品は半月もしないうちに映画上映されるので、ソチラも鑑賞したいと思っています。