あらすじ
noteコンテスト、幻冬舎「スポーツ体験記コンテスト」で大賞受賞! 文化系だった著者は、大学在学中にダイエットのためにジョギングを開始するとマラソンにはまる。以降、OLをしながら、1年の半分は海外を渡り歩いて世界中のマラソンに参加。今現在、43カ国でフルマラソン53大会を走破中。そんな彼女が世界中を走るなかで出会ってきた人、風景、体験をちりばめたエッセイが本書。何かをやりたいけれど一歩が踏み出せないと思っている人の背中を、優しく押してくれる一冊になるだろう。
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Posted by ブクログ
「そうか、そういう考えもあるのか」が最初の
感想でした。
全都道府県を目標として走る人が多いのは
知っています(私も実はその一人です。
ただいま17県制覇)。
では世界はどうだろうか?
「世界の全ての国を走る」は無理であっても、
テーマを決めて走るのはアリかもしれないと
思い知らされました。
20代の女性が世界のマラソン大会で走る、
走る、とにかく走ります。
6週連続出場なんてしていて、本当に普通の
女性が可能なのだろうかと思ってしまいます。
もちろんタイムは気にしていません。
とにかく楽しく走るのが好きなのです。
シリアやトルコの紛争地帯でも大会が
あれば走ります。
そこでは、走ること、沿道で応援すること、
ゴールして喜ぶこと、当たり前ですが、
世界のどこでも皆同じなのです。
「走る」ことは人として生きていることの原点
だと気付かされる一冊です。
Posted by ブクログ
最初になんとなくNIKEアプリを使ったことや8ヶ月かけて5キロ走れるようになったこと、ハワイで買ったランニングシューズがasicsだったなど、具体的エピソードに共感。最初にマラソンなんて無理と絶望しながらも、トレーニングの戦略があり、完走は無謀な挑戦ではないということにうっすら気づき、続けたくなるところなどなど、こんなに走れる人も最初は私と同じだったんだと勇気が出る。続けたい。
景色いいところ走りたい。ハイタッチで元気。
楽しかつた
LSDが趣味なので、その界隈でやたらと紹介されており
電子書籍もあったので即購入。
流石にマラソン大会も出てない身で
海外レースを走りたいとは思いませんが、
世界を走った気に慣れて楽しく拝読致しました。
SNSもなされている様ですので、そちらも拝読して
更に世界を走った気になりたいと思います。
もっぱら応援の方で元気を貰おうかと思います。
Posted by ブクログ
20代で43カ国でマラソンを走ったと銘打ったこの本を読むにあたり、どういうことなの?毎年4カ国以上で大会に参加したということ?などと不思議に思ったらそれを大幅に上回るペース。あのコロナ禍の数年間はどこにも渡航できなかったのだし。とにかく思ったらすぐに行動に移す鈴木さんの行動力には驚かされました。様々なリスクを度外視した行動力は、何かと言い訳を見つけてやるべきことを回避してきた私とは正反対。そこまでの勇気はないけれど、時間に限りのある人生で自己改革は必須だと認識しました。
Posted by ブクログ
作者のモチベーションと行動力が本当に羨ましく感じた。昨今、モチベーション格差なんて言葉が流行っているが、学力やコミュニケーションに比肩するくらい、モチベーションの有無が成功大きな要因であるように感じる。
作中には、計画性のなさで失敗する描写がいくつも書かれていたが、その時いつも誰かに助けてもらって事なきを得ている。作者の人柄もあるのだろうが、目的を持って行動する人には手を差し伸べたくなるものなのだろう。
私も、あまり考えすぎず、とりあえず行動してみることを大事にしたい(とはいえ、無鉄砲が美化されるのは20代までだと思うので、ほどほどに‥)