【感想・ネタバレ】2020年の恋人たちのレビュー

あらすじ

母が事故死した夜から、葵の日々は一変する。遺されたワインバーを継ぐのか。同棲しているのに会話がない恋人との関係をどうするのか。仕事、恋愛、家族――。人生を見つめ直し、傷ついた過去と対峙することになったとき、32歳の葵が選んだもの、そして選ばなかったものは……。第1回本屋が選ぶ大人の恋愛小説大賞受賞作。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ワインバーを営むお母さんの死をきっかけに始まる30代未婚女性の物語。口を聞くことのない同棲相手、愛人契約を持ちかけてくる年上男性、既婚の余裕で誘ってくる年上男性、優しくて自分のことを大切にしてくれる男性、お仕事仲間の可愛い年下男子(同居中)、などなど、、、恋多き女性の悩み辛みを描く文章。人生って大変だぁ、30代の私よ、もう少し落ち着いたプライベートを送っていてくれい!と思ってしまった笑


・お店が飲みたくなるきっかけ"HALT"
→Hungry Angry Lonely Tired
・してもしなくてもいいのだ、と気づいた。恋なんて。誰に強いられることもなく自分が望んなのなら、どちらだって。ましてや大事なものは一つじゃなくてもいい。
・だから守ったり叶えたいなら、ただ一つ、「私」を手放さなければいいのだ。

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2026年02月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

母の突然の死、母が開くはずだったお店を葵がオープンすることをきっかけに、葵の人生は動き出す…

葵の人生を規定してきた存在、すなわち母とその周りの人々からの脱却。そして、なににも縛られず生き方を自らの手で選べるようになっていく。…

葵の義理の妹・瑠衣の人生は多くは語られないが、彼女も葵と同じくらい傷ついてきているのだと思う。でも彼女は青年期ですでに「葵を慕う」という自らの意思を選択することができているのは、育ちの環境もあるのかもしれないが彼女の強さなのかもしれない。

ほかにも魅力的な登場人物がそれぞれ蒼に脱却のためのヒントを与えていく。部長は一見ガサツなのかもと思いきや、その人の奥深くのもやっとした部分を察して重くはならない程度のちょうどいい言葉を送ることができる。芹さんはわずかな登場にもかかわらずどこか葵の生き方の手本的な存在な感じもある。障がいを隠しつつも明るくさわやかに葵を支える松尾くん、深く疲れたときに葵に優しく手を差し伸べることができる海伊さん。
全てがうまく回るわけではないけれど、葵の新しい人生の周りに残った人々は、みな彼女自身の自分で選択した生き方をを尊重できる人だと思う。

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2026年06月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

正直、主人公にあまり共感できないまま終わってしまった。独り立ちしたく、男性を嫌い、頼りたくないと思いながら、要所要所で恋をして、身の拠り所にして生きているところに矛盾を感じずにはいられなかった。ただ、人間はこういった矛盾の塊なのではないかなと思う部分もあるので、人間の複雑だがリアルな部分も映しているような感じがした。

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2024年09月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

恋愛はしてもしなくてもいい、振り返っても持ちたいものが無かった、というのが印象に残った。
読み始めた時、葵は恋愛体質な人なのかなと思った、自立してるけど甘えるさじ加減がめちゃ上手い気がしたので。
もちろん人それぞれだけど、恋愛はもういい、と思ったら10年以上恋愛しない人もいる。でも葵は気持ちのシャッター的なものを下ろさない人なんだなと思った。
でも、私の好きなようにしたらいいんだとちょっと思えた。何事にも無意識に一歩引く癖がついてしまったのは仕方ないけど、下がった所からでも見えるのになんでしなかったんだろうなぁって、なんか少しだけ、やわらかい思考になれるような気がした。

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2024年04月27日

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