あらすじ
知的障害者とチョークをつくって50年──。日本でいちばん大切にされる会社をつくった経営者が教える、シンプルで深い「生き方」18のメッセージ。
「自己実現」という言葉が世にあふれています。しかし、私は「こういう自分になりたい」と思ったことはありません。どうすれば人の役に立つことができるか──。これを考え続けた人生でした。そして、気がづいたら、いろいろな方に応援される「幸せな自分」がいました。だから、私はあまり「自分が、自分が」と考えない方がいいと思うのです。
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Posted by ブクログ
人間の究極の幸せは4つ。
・人に愛されること。
・人に褒められること。
・人の役に立つこと。
・人から必要とされること。
働くことで、人の幸せは得られる。
人のために動くから、「働く」。
ヒトの脳は、人を喜ばせることで気持ち良くなるようにできている。
この世の最大の不幸は、貧しさでも病気でもない。
自分が誰からも必要とされないと感じること。
私たちは、試験では決まった解き方で正解を導き出すことを求められてきた。
現実社会では、結果を出すことができれば手段やプロセスには無限の可能性がある。
手段に過ぎないものを目的や常識と勘違いすることで、働き方や考え方、生き方を縛っているのかも。
作られた常識に適応できないことで「障害者」を作り出してしまっていることは多い。
周囲の思いやアイデアで障害は減らせる。
→発達障害も同じ。
Posted by ブクログ
利他のすすめ
概要
知的障害者との関わりをふまえて、幸せな生き方とはなにか
ということを教えてくれる本であった。
とにかく大事なことは相手のためを思って行動すること。
それこそが結局自分の幸せになる。
人間というのは、相手のために本気で頑張っている人間を応援したくなるもの。
だからこそ回り回って人のために尽くすことで、
自分に返ってくる。
大事な人としての生き方を学べました。
Posted by ブクログ
チョーク工場に二人の知的障害者を雇うことになった著者の実話
とってもわかりやすい文章です。
雨の日も風の日も毎日工場で働くのは何故かと住職に尋ねた
人の幸せはモノカネではない
愛されること
誉められること
役に立つこと
必要とされること
愛以外は働くことで得られる
待つことで成長
自分にとっての当たり前は誰でも当たり前ではない。相手が理解しないと相手のせいにしてもだめ他人は変えられない
自分が変わる
自分の態度や指示を見直す
人のせいにしないからこそ自分が磨かれる
仕事の手段を限定しない
結果が出れば新しいやり方を見つけられる
期待通りにならず悲観しても気持ちが落ち込むだけ
今いる場所で精一杯人のために動く
利他こそが自分の幸せ
そばにいる人の役に立つこと
これは自己犠牲ではない
利他で怒り悲しみ無念が解き放たれる
誰かの為に頑張っているとそれがブーメランのように帰ってくる
この世の最大の不幸は、貧しさでも病気でもありません。
自分がダレカラも必要とされていないということです!マザー・テレサ
Posted by ブクログ
チェック項目26箇所。人間が生きていくうえで最も大切なことは・・・人の役に立つことこそ、幸せ。人間の幸せ・・・愛されること、褒められること、役に立つこと、必要とされること。愛されること以外の3つは働くことによって得られる。人のせいにしないから自分が磨かれる。本気で相手のためを思う・・・それが強い絆を生む。自分を去れば強く生きられる。迷ったときこそ人のため。利他の積み重ねが幸せな自分を作る。どんなに重い障がいを抱えていても必ず成長できる。「待つ」大切さ。当たり前は誰の当たり前?自分が変わると相手が変わる。答えにいたる方法は無限の可能性。仕事で大切なのは結果。その過程はいろいろな方法がある。無反応・・・拒否の意思表示。人間として信頼される。自分が本気かどうか。働くことで信頼関係が生まれる。その関係こそ愛ではないか?人のために動くから「働く」。一人一人の人間が今いる場所で精一杯がんばることが国の宝。近代は自己実現の想いが強すぎる?マザーテレサ・・・この世の最大の不幸は貧しさでも病気でもありません。自分が誰からも必要とされないと感じることです。
Posted by ブクログ
『人間の究極の幸せは 人に愛されること 人に褒められること 人の役に立つこと 人から必要とされること』
『人のせいにしないから、自分が磨かれる』
『迷った時こそ、人のために動く』