あらすじ
マンハッタンの北、スタジアムで有名なブロンクスにあるNYPD(ニューヨーク市警)51分署。署長が入院し、副署長のカッツェルが署長代理を務めることになる。カッツェルの昇進や異動にはジンクスがあり、署長代理初日にも事件が発生。その後も51分署には波乱が絶えない。そして、いよいよジンクスの日を迎える。署長復帰前日、何かが起こる!?
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何回読んでもおもしろい。刑事ものだけど、人間ドラマが深いんですよね。最終話では1話から刑事たちの間で話題になっていた、カッツェルにまつわるジンクスが明らかになります。
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オノナツメ作品のここ最近のモノの中ではこれが一番好きです。一人一人のキャラがきちんと生きているから。そして、この人の作品の真髄である静かさがきちんとその背景に流れているから。今回でシーズン1が終わったけれど、ここからどうなっていくのか。(09/9/15)
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なんでこんなに個性的で人間味の溢れる世界が描けるのか不思議。
自信を持って面白いとおすすめできます。
1も知っていると尚面白いけど、一話完結なので2だけでも楽しめます。
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NYPDを通して描かれる人間模様。誰にも似てないが、画力のある絵、情報がぎゅぎゅっと詰まったストーリー。この作者の作品を読めば、心が温かくなれる。
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個人的に、五葉シリーズより、このcoppersかリストランテシリーズがすきなんですが。
COPPERSはヴォスとアキの関係が好きです。
一つ一つの話、一人一人の話が深くもあり、チャーミングでもあり。
やっぱり、オノ・ナツメ氏の漫画、好きだなぁと感じました。
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あいかわらず浮ついているように見えるヴァル。《忘れられるのが怖い》/ハウスマンも「外にでなくっちゃ」とは思っている/若い頃のアキと警察内の嫌われ者ヴォス。《俺は自分を好きでいたい》/気張りすぎとよく言われるモーリーンはキースの妻メリッサ(元警官)と会う。《警官には家族がいるべきなのよ 別世界があるべきなの》/カッツェルと巡査時代の相棒ジェフ/カッツェル、署長代理最終日、何か起きるか?/番外編、アキとヴォスの馴れ初め?
■簡単な単語集
【アーロン】51分署巡査。ESUを目指している。タイラーの相棒だが覇気のないように見えるタイラーにイラついている。
【アキ】中野秋光。ジャーナリスト。ヒゲ。
【ESU】緊急出動部隊。
【ESU4】サウスブロンクス担当。
【ESU10】ノースクイーンズ担当。わりとヒマ?
【ヴァル】51分署刑事。車の運転が荒い。
【ヴォス】51分署警部補。アキとは親しい。いつもスカしている。甘いもの好き。
【Aチーム】別働隊。ESUからも選抜される。
【カッツェル】51分署副署長。警部補。署長が入院し署長代理となる。彼の節目のようなときに大きな出来事が発生すると言われている。
【カッパーズ】日本語にしたら「ポリ公」くらいのニュアンスでしょうか?
【キース】51分署刑事。シナモンドーナツ好き。巡査時代の相棒はアル中だった?
【爺さん】毎日のように署を訪れている。悪質ではなさそうだが。《俺には取り返したいものがある》第一巻p.63。モーリンのことが気に入ったようだ。エレベーターのメンテナンス会社で長く働いていたらしくエレベーターは使わないタイプ。
【ジェフ】カッツェルの巡査時代の相棒。
【タイラー】51分署巡査。署で一番の古参。ぐーたらに見えるが市民の信頼はわりと厚い。アーロンの相棒。《街のことくらいは知っておこうと思っただけだ》第一巻p.92
【ティック】51分署巡査。
【ハウスマン】51分署内勤巡査。目標はタイラーのような警官。しまりのない身体なのに腹筋運動はたくさんできる。肺活量も大きい。トランペットの腕前はなかなかのもの。
【ハリー】51分署巡査。
【メリッサ】キースの妻。元警官。
【モーリーン】51分署巡査。メガネ女子。現場で働く女性に対するママの不理解に悩んでいる。「モー」と呼ばれる。
【ラス】51分署横のデリのお兄ちゃん。警官たちがグチをこぼしやすい。
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登場人物も把握したし、遂に真骨頂って感じの2巻。
色んな人間関係が描かれていく。
オノ・ナツメは人間の描き方がうまい
と今日「五番目の部屋」を読んで思ったんだけど
それというのは、ある狭い空間の人間関係を描いてはいるんだけど、閉じてない。
51分署だけの世界 ではなくて、他にもESUとかブロンクスとか様々な行き来がある。
横の広がり。
その場限りのキャラはいなくて、一人ひとりが今までもこうやって生きてきたんだろうなと思える。人に歴史有り、を感じさせる人物描写。
逆に、ある日を境に変わった とかのエピソードは描かれたり、他の人の口から語られたり、すごく丁寧かつ親切。
縦の深み。
今の漫画のテクニックを使えば、いくらでも派手に出来るはずなんだよ。キャラとか、事件にしても、絡みにしても。
そこを一歩引いて、映画のようにカメラをグッと抑えて撮り続けるとこに痺れるねぇ。憎いよ。
「神戸在住」は独特の擬音が落ち着いた作風に貢献してたけど、COPPERSでは一切の擬音がない。
それもこの作品が海外ドラマっぽくも映画のような落ち着きを保っている一因かな。
この巻でヴォスとアキがすごく好きになったな。
ヴァルとキースはDanzaで理解を深めたい。
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これで完結…なのか? オビには『SeasonⅠ完結。』ってあるんですけど…今後“SeasonⅡ”とかに続くのかしら? 続いてくれるなら嬉しいとは思うものの、もしや『スラムダンク』みたいに“第一部・完”とか銘打っといて実はもう再開ありません、的なオチじゃないだろうな? と、ちょっと不安です。
とにかく2巻も、前巻に引き続き面白く読めました。これ良い作品ですね。ホント良い話。個人的には、歯のエピソードと、アキとヴォスの友情物語(?)が、今巻のお気に入りですね。これは巻を経るごとに面白く、そして深くなってきてるような気がする。見分けがつき辛かった登場人物も、愛の力で何とか判別できるようになってきたというのに、ここで終わりはちょっと淋しいです。それに、…まあ群像劇だから仕方ないとは思うんだけど、各キャラの掘り下げがもう一歩くらい欲しかった感じもあり、ここで終わりは本当に惜しい。…だって署長なんて声しか出てないよ?(苦笑) ゼヒとも、この先もあるならもっと続いて欲しいです。
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オノナツメさんのコミックス。
アメリカンな刑事モノ2弾。
なんとシリーズは一旦終了らしい・・・・・・・続き気になるなぁ。
男前なニューヨークの刑事たちが格好ええよ。
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オノさんの描くNYPDの日常。
当たり前だけど一人一人に物語があるんだなぁと思います。
巻末にあるヴォスとアキの出会いがすごくらしくて好きだなぁ。
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1巻同様、ずっと買ってあったものをこの機会に。
2巻になってようやくキャラが把握できてきた。
サイドストーリーみたいな脇キャラまでがちゃんとそこに生きているのがオノ作品の魅力だなあと思う。
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所長代理のジンクスは気にしすぎなんじゃ、と思ってしまう。
しかし押しつぶしてしまう描写はもっと引きだったり、陰影を着けて欲しかったかな。陥没によるものだと分かりづらかったです。
最初は脱輪したのかと思ってた……。