あらすじ
容疑者は、まさかの……?
手術室で起きた不可能犯罪。
手術後のオペ室で、清和総合病院の麻酔医・湯浅春哉が死亡した。
その瞬間、院内カメラに映し出されたのは、まるで「透明人間」と格闘した末に殺害される彼の姿だった。
手術室という密室で生まれた、かつてないほど難解な「謎」。天才医師・天久鷹央は容疑者を救えるのか……?
医療本格ミステリとして鮮烈な輝きを放つ、シリーズ最高傑作。
書き下ろし掌編「鴻ノ池の笑顔」収録。
出版社名「新潮社」より過去に配信された作品に加筆修正し、新たに書き下ろし掌編を加えた『完全版』となります。重複購入にはご注意ください。
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Posted by ブクログ
長編シリーズ
このシリーズは長編の方が好きだなぁ
術後の手術室で突然、麻酔科医が絶命。(幽霊?と取っ組み合いみたいなことをして、メスで自分の喉元を切り裂く。センセーショナルな始まり)
手術室にはその麻酔科医と術後の患者だけ、患者の手には凶器となったメスが… その患者とは鴻ノ池舞。
舞は容疑者として警察にマークされる。
疑いを晴らすために、天久と小鳥遊は奔走。
デグーと呼ばれるげっ歯類のリポカリンアナフィラキシーショック。麻薬中毒
舞が病状悪化による死亡!?
等々最後まで面白く読めました。
Posted by ブクログ
舞さんが殺人の容疑者という
衝撃的なプロローグから始まる本書
久しぶりの長編で、
舞さんかそれとも透明人間が犯人か?
という展開
小鳥遊さんが天医会病院から
犯行現場である病院に移ったり、
予想外のことが起き過ぎる
でも、死因としては自殺になるのか?
Posted by ブクログ
オーディブルにて。
今回は幽霊による殺人事件、そしてその容疑者が鴻ノ池。
糸で引かれた医療カートは陳腐な感じに思えたけど、それで終わらないで良かった。
何より鴻ノ池が生きてて良かった。