あらすじ
「未来の旦那様が人気者で、嬉しい限りですわ」 可憐な美貌の公爵令嬢・レティシアの婚約者様は、まさに〈みんなの王子様〉。いつも学園の生徒たちに囲まれているウィリアムには気安く近寄ることができない。だけど、レティシアにとってそれは瑣末な問題だった。彼に相応しくあり続けることが、何より大切。そのために常に笑顔でいるのだが、「嘘っぽい」とか「胡散臭い」とか、なぜか散々な言われよう。学園の生徒たちからの妬みや嫉みは絶えないし、中でも、男爵令嬢のルーシーは悪質な嫌がらせばかりしてくる。大好きな婚約者様に迷惑をかけないように、得意の暗記力を使って穏便に解決したいのに…。過保護なウィリアムは、放っておいてくれなくて――!? 「僕の婚約者が可愛い過ぎるから、不可抗力だよ」 天然悪女と絶対的紳士の、甘美な学園ストーリー!!
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1巻という巻数表示が無い書籍が増えました… 貴作品もそうです。佳き作品なだけに、文句が出ないと良いのですが…
Web連載も拝読中です。
書籍は、構成が変わり仲良しエピソードも増え描き下ろしもキュンっとするもので、大満足でした~ 本作は、今巻だけでも十分物語として完結しているようにも読めなくもなく… でも現在Web版では、さらに主人公レティシアさんの知略が佳境に入りワクワクし愉しめるものになっています。ぜひとも続刊を!
そのレティシアさんですが、いい意味で、ホントいい意味でイラっとさせられます。単に良い子とか淑女とかとは全く違うキャラ。何と言うかめちゃくちゃ才媛。いや天才。物事を俯瞰し未来予測を立てソフトランディングを目指すことができるのですが、それが余りにも利他の精神が強くそれこそ滅私がデフォ。そう育ってしまったために自らを貶める行動を取るほど。うん。童話の『泣いた赤鬼』の青鬼くんみ満載、というか突き抜けた女性。
けれどもレティシアさんの成長をずっと見つめ続け深く深く愛しているのが、婚約者の王太子ウィリアムくん。彼だけがレティシアさんの青鬼みを過不足無くきちんと理解し、そしてレティシアさんの行動原理の源でもある最愛の人。そして彼女を一番心配している人。
次巻はWebでのあの展開かな… と思うと、ぐぬぬ… ですが、とにかく続刊を愉しみにお待ちしております。
賢すぎるレティシア
賢すぎる主人公が 考え過ぎて事件になってしまい 過保護な王太子は心配が絶えないと なかなか面白かったです。
まだなんとも言えない
続きものなのかな?と言うのが読み終わった感想です。
公爵令嬢であるヒロインは王太子であるヒーローの婚約者です。ストーリーは学園内での出来事です。冒頭で聖女が出てきたのでそんな感じのストーリーかと思えばヒロインが軽く撃退します。そのあと別の令嬢とのゴタゴタがメインでして。ヒーローがヒロインのことを大事に思っているのはわかるのですがそれだけでした。二人の仲も信頼関係があるので発展するわけでもなく。この一冊だけだと何が言いたいのかよくわからないお話でした。