あらすじ
先行き不透明な時代、人間関係や仕事のこと、家庭のことで不安を感じることはありませんか? そんなあなたの心の指針になるお経こそ、「般若心経」なのです。本文わずか262文字の中に、人生を豊かに歩むための真理が説かれています。大栗先生の胸にせまる解説を読むことで、いつのまにか悩みから解放され、元気が出てきます! コンパクトな文庫版ですので、鞄の中にいつも入れておけば、あなたの大切な“心のお守り”になることでしょう。
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匿名
般若心経について詳しく説明した解説書。一行ごとに解説と読み物がつけてある。般若心経全文がルビをふって掲載してあるのがよい。また、真言宗のお勤めの作法がのっているのもよい。
Posted by ブクログ
●四苦八苦の苦しみの原因は「人間の欲望にある」
●仏教というのは、仏教の知識を「知ること」ではなくて、世のためになることを「すること」
●受想行識(受)⇒受付(想)⇒総務部(行)⇒営業部(識)⇒社長
●ただ、現在のありのままの現実を見て、今の自分がすべきことをすればいい。なぜなら、誰にも明日のことはわからないから
●苦の原因は欲であるが、欲は歓楽の原因でもある。いけないのは、欲そのものではなく、愛着する心、執着する心、とらわれる心が苦の原因となる
●忙しいという人は、大切なことと無駄なことを選別する能力がないということ
●三忘?誰にしてあげたか忘れる?何をしてあげたか忘れる?してあげた事実を忘れる
●いかほどの苦しみにても、一日と思えば堪え易し。楽しみもまた、一日と思えば耽ることもあるまじ
●足ることを知る者は、地面で寝ても安楽だろうし、不足をいう者は、天国に住んでいても心を満たすことはない
●どんなに美しい言葉をしゃべっても実行が伴わないのは、色だけ美しくて香りのない花のようなもの
●人には「親切」、自分には「辛接」、仏法には「深接」であれ