【感想・ネタバレ】六蓮国物語 王宮の花嫁武官のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年09月27日

 「身代わり伯爵」シリーズでお馴染の著者さんの新シリーズ。
 「畏れ多くも殿下を敬愛したてまつりすぎていて」という文句がなんとも(笑)
 「身代わり伯爵」よりもラブの進展は早そうだけどどうなるか。その分コメディ要素は少な……くはないか……。でもけっこう真面目な方だと思います。

 面白い。ですが、ヒ...続きを読むロインは好き嫌い分かれそうです。
 誰もが美少女で富豪の娘で、だけど生い立ちは不幸で暴走癖あって、しかもイケメン二人に取り合いされているので(最後が重要)

 実直な性格で凄腕の武人という男前ヒロインですが、ヒーローの方もイケメンで、平常時と真面目なときのギャップでどうにかヒロインに負けない男前を保っています。ヘタレですが。
 「身代わり伯爵」のリヒャルトもかっこいいけど、庶民派でわざと崩した風を装う季隆もかっこいいです。結蓮に弱みを突かれると咄嗟に敬語を使ってしまうあたりも含めてかっこいいです。謎と影があるのはリヒャルトと同じですね。

 あと、王族のワガママというが、権力で常識をねじ曲げて颯爽としているあたりはたぶん清家節。鎌をかけられても、しれっとして無言の圧力かけたりとか。

 中華風異世界ファンタジーですが、和風要素も混じっていて、なかなか新鮮です。舞台は中華だけど、和風文化を持つ異国があって、魔法とかに和の神様がちょろっと出てくる、みたいに。
 著者さんらしく、スピード感もあって笑えて謎もあって面白いのですが、戦闘シーンがちょっと読みにくい印象でした。
 あとは、まだ序盤で世界観も充分説明されていないせいもあるでしょうが、キャラクターのために世界がある、といった感じで、そうするとどうしても話がコンパクトに収まりがち。全体的にコンパクトというよりは、キャラクターを次へ次へと行動させなきゃいけなくて、でもキャラクターを急がせた分だけ話はコンパクトに詰め込んだ感じになるから、狭いというか息苦しい感じ。
 今後、どういう風に展開していくか、なにはともあれ、続きが楽しみです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年11月18日

身代わりシリーズの作家さんの最新作。
身代わり~の印象が強く、中華ってどうかな~と最初ほとんど期待せずに
読んでみた。

六つの国があって…ときたら、何か似ているものがあるけれど、
またこれはこれで、いい感じに楽しめそう。
妖怪なんかも出てくるので、息子も読みそうだな。

超真面目&大食い&武闘派な...続きを読む天然なヒロインと
一見テキトーだけど、そうではなさそうなヒーローの
妙なやり取りが、とてもいい感じのテンポになっていると思う。
でも、相変わらず哀れな感じになっているヒーローがまた何とも不憫。

周りの人たちも、まだ一部しか出てきていないが、いい味出した人たちが
これからどんどん出てきそう。
個人的に好きなのは、翡翠丸。(烏天狗だし)

ベースは結構シリアスなのに、笑えてしまう面白さ。
次の巻が待ち遠しい。

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Posted by ブクログ 2011年10月06日

前評判がよかったので、買ってみました。イラストは好きな感じです。

最初に結婚の初夜の途中に、仕事に向かった結蓮が出て来て、どんな主人公かと思ったら、かなり堅物で剣のたつお嬢様でした。
結蓮の相手の季隆は、過去に会っているのに、なかなかそれを結蓮に気付いてもらえず、後半はちょっと不憫になりました。
...続きを読む結蓮が季隆=あこがれの人と認識したときの様子を想像すると、ニヤニヤしちゃいます。

結蓮の出生の秘密や正体は、後半明らかになりますけど、季隆がなぜ力を半分封じられているのかは、まだ明らかになってなくて、また皇后様も目を覚まさずに終わったので、今後は、ここらへんが楽しみなところです。

王太子の琮成も結蓮のことを好きっぽいし、琮成と季隆の関係も気になります。

中華っぽい話は好きなんで、今後も楽しみです。

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Posted by ブクログ 2011年10月06日

ヒロインが真面目の天然ちゃんで、ヒーローはグータラだけど決めるときは決める出来る子。

ヒロインが武道派ってのもいい。

いろいろフラグが立ちまくりの一巻目といったところで続きが気になる。

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