【感想・ネタバレ】恋愛論(乙女の本棚)のレビュー

あらすじ

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

人気シリーズ「乙女の本棚」第36弾は、文豪・坂口安吾×イラストレーター・しきみのコラボレーション!
エッセイとしても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。

恋愛は、人生の花であります。いかに退屈であろうとも、この外に花はない。

「人間永遠の問題」だという恋愛。『夜長姫と耳男』などの傑作小説で知られる著者が、その奥深さを語る。

坂口安吾の名作が、有名ゲームのキャラクターデザインなどで知られ、本シリーズでは萩原朔太郎『猫町』、『詩集『青猫』より』、江戸川乱歩『押絵と旅する男』、夏目漱石『夢十夜』、坂口安吾『桜の森の満開の下』、谷崎潤一郎『魔術師』、泉鏡花『夜叉ヶ池』を担当する大人気イラストレーター・しきみによって描かれる。
名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。
自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

「恋愛は人間永遠の問題だ。人間ある限り、その人生の恐らく最も主要なるものが恋愛なのだろうと私は思う」 恋愛という謎は面白い。脳科学的にもどのようなメカニズムで人を好きになるのか?ドパミン、セロトニン等の神経伝達物質が放出されるのですが、恋する理由は無数あり、それらを特定するのは難しいらしい。人は恋愛をして裏切られ、また恋をするという繰り返し。人間はバカなので繰り返す。バカは死んでも治らない。でもこのエネルギーこそ生きている証拠。この本を読んだ理由、決してモテようと思った訳ではないが、バカはとても美しい。⑤

0
2024年03月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

確かに恋と愛は違う
恋愛に対する見方が変わったようなきがします。
物語ではなく論になっていて面白いです。

0
2025年10月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

イラストと内容が合っているかどうかと言われれば何ともだが、イラスト自体は不思議な感じなので、帯通り画集としても楽しめると思った。
坂口安吾は初読。リアリスト?
バカだとわかっていても恋愛をしてしまう。それが人間……うむ。
「苦しみ、悲しみ、切なさによって、いささか、みたされる時はあるだろう」の「いささか」という副詞にああ……となんか分かるような切ないような。
いささか、つまり多少は、少しは。
多少の慰めにはなるが充ち満ちることないよということだろうか。
詩的な目で見ること云々のところで、現代でいうところのヤリ◯ンメン◯ラを思い出した。
最後に、「孤独は、人のふるさとだ。」
この段落のところで何を伝えたかったのか分からなかった。人生経験積めばわかるようになるかな。

0
2025年08月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【愛と恋と恋愛の意味について】
この恋愛論はここで初めて読んだ。絵本として読むとまた違たテイストで読めるのかな、と思った。
日本語の、愛、恋する、恋愛について、著者なりの考えが書かれている。恋愛は幻影だけど無駄なものではない、そして恋愛はそれぞれで、一般化できるものではないからたくさんの小説などが今もこれまでも作られている、というところが印象的だった。

0
2024年02月24日

「小説」ランキング