あらすじ
「やり抜く力(GRIT)」から「切り替える力(SWITCH)」へ うまくいかないことを手放し、みずから変化を起こす!
長年の研究により、目標達成や幸福度を劇的に高めるのは「切り替える力」だと判明。脳が不安にとらわれたままでは行動を起こせない。どんな状況でもすばやく柔軟に対応できる人・組織だけが困難を乗りきれるのだ。認知心理学・神経科学の世界的権威が、フリーズした脳を動かし、しなやかな思考・行動が身につく方法をはじめて明かす!
・充実した人生のための質的なウェルビーイングを導く。
・しなやかな思考・行動で成長マインドセットが身につく。
・新しいビジネスモデルに対応するためのリスキリングに役立つ。
・ステージに最適なライフスタイルをデザインする。
【内容】
はじめに――先の読めない世界を生き抜くために
第1章 変化を受け入れる――行動を変えるために必要なこと
第2章 予測できない状況への対応――はっきりしないことへの不安に慣れる
第3章 進化のなかの適応力――脳と身体のコミュニケーション
第4章 レジリエンスと「切り替える力」――立ち直る力を発揮できる人はなにが違うのか
第5章 すばやく、しなやかに切り替える――新しい考え方への移行
第6章 思考の切り替え――柔軟な対応力を鍛える
第7章 切り替えるための行動――みずから変化を起こす
第8章 自分を知ることの大切さ――心と身体の声に耳を傾ける
第9章 信念と価値観の強み――人生の意味と指針を知る
第10章 自分の感情を理解する――切り替えるための強力なツール
第11章 感情のコントロール――いまどんな「心」で考えているか
第12章 直観の驚くべき力――意思決定の案内役
第13章 外の世界への意識――経験が直観力を高める
おわりに――「切り替える力」の法則
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Posted by ブクログ
読みやすい、難しい言葉を使っていないので分かりやすい。
著者ほ脳科学と心理学の研究者として25年の研究から最新の知見と科学的エビデンスをもとにした
スキルの実践法を紹介している。
切り替える力には4つの柱があり、
第1の柱 すばやく柔軟に切り替える
第2の柱 自分を知る
第3の柱 感情への気づき
第4の柱 状況をつかむ
という構成で書かれている。
読んで行って
実際に自分の能力テストも出来るのも面白い。
数値化すると自分では受け入れなれない自分を受け入れなくてはならなくなる。
やり抜くことにこだわり、ストレスが溜まり、メンタル面でやられてしまう人が多い現代。
切り替える力を身につけることで、
あらゆる変化に対応でき生きやすい人生になる。
冒頭で
グロリア・スタイネム(米国作家)
「過去にしがみつけば、問題が生じる
変化を受け入れれば、解決する」
ブッダ
「解き放たれ、幸せにすごすには、しなやかに考え、どんな変化にも安らかに対応するがよし」
と書いてあります。
このフレーズが響いた人は読んでみてください。