【感想・ネタバレ】ドラえもん探究ワールド 漢字のひみつのレビュー

あらすじ

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部首・熟語など漢字のしくみがよくわかる!

漢字っておもしろい!
ドラえもんのまんがと、楽しい解説で漢字がまるわかり!

みなさんは、漢字にどんなイメージをもっていますか?
覚えるのがたいへん、テストがいやだなあ、漢字なんてなければいいのになんて思っている人もいるのではないでしょうか。
でも、実は漢字はとっても便利でおもしろいものなのです。
身のまわりには漢字があふれていて、生活になくてはならないものといってもいいかもしれません。

この本では、ドラえもんのまんがを楽しみながら、基礎の知識から学校では習わない歴史や成り立ちまで学ぶことができます。

「漢字はいつ、どうやって作られたの?」「どうしてアメリカのことを米っていうの?」「名前には使えない漢字がある?」など、漢字のひみつをたくさん紹介します。

巻末には漢字のクイズも収録。みんなできるかな?
読み終わったときは、きっと漢字博士になれますよ。

※この作品はカラーが含まれます。

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Posted by ブクログ

ツイッターで紹介している人がいたので買ってみたところ、かなりの良書。漢字の成り立ちから、部首、字体と書体、読み方、熟語の構成、当て字など、基本的な漢字に関する知識が、とてもコンパクトに分かりやすくまとまっている。

第5章の「音読み」についての説明は、すごく分かりやすかった。「呉音」「漢音」「唐音」の違いが、その漢字の読みが持ち込まれた時代の違いであることは知っていたけれども、持ち込んだ人が、「遣唐使」なのか、「留学生」なのか、「商人」か「お坊さん」かによって、その音が使われやすい熟語の種類が違うのが面白かった。
第6章の「漢字の筆順・送りがな」のところでは、現在の筆順が生まれた経緯と歴史について書かれていたのが面白かった。現在使われている筆順は、昭和32年に文部省が出した『筆順指導の手びき』に依っているらしい。元々は、先生によって漢字を教えるときの筆順が違っていると混乱するということから作られたものの、この通りでないといけないものではない、と手びきにも書いてあるそうだ。
漢検なんかでも、この画は何画目でしょう?、といった問題は出るので、あれは、一体、何に依っているのだろう。筆順の歴史についてもう少し詳しく勉強しなくてはな、と思った。

子ども向けに書かれているのでとても分かりやすく、それでいて無駄がない。漢字の入門書として、とてもいいので、学び直したい大人にもぜひ読んでもらいたい。

内容とは直接関係ないが、漫画のドラえもんを初めて読んだ。噂には聞いていたが、アニメと違って、けっこう毒舌なドラえもんの雰囲気が楽しい。個人的に「『合体ノリ』でハイキング」のオチのイカれ加減が好き。
改めて、ドラえもんを原作で読みたいと思う。

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2024年02月12日

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