【感想・ネタバレ】戦国・江戸 ポンコツ列伝のレビュー

あらすじ

吉原で快楽を知ってしまったが最後…(荻江露八「旗本たいこ」)。私は天下無双の超イケメン! お殿様に寵愛を受けていたけれど!?(森川若狭「私は腹を切りたくない」)。気の進む戦なんてない。断じてない。あぁ、とても恐い(徳川家康「わしは腹を切るぞ」)。一生に一度、なけなしの金で女郎を買いたいだと。だったらワシが(中島棕隠「色道仙人」)…… など女に溺れ、切腹から逃げ、嘘をついてでも見栄を張る歴史上の偉人の“ポンコツ”な一面にスポットを当てる、抱腹絶倒の歴史時代短編集! 日本史初心者大歓迎!!

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Posted by ブクログ

 ポンコツどもが恥の跡…

 武士ってカッコいいだけじゃない。
 ポンコツな一面もある。
 だって人間だもの。

 ユーモア溢れる語り口で、戦国~江戸時代に生きたポンコツ著名人8人が紹介される。
 遊郭通いが過ぎて武士をやめて芸人として成功した者もいたり、千差万別だ。
 あの家康だって、政宗だって、英傑ながら英傑とは程遠いポンコツな部分があった。

 ポンコツたちの生涯に、何ものにも縛られずいろんな生き方があって良い、自分らしく生きて良いのだと教えられた。

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2025年04月12日

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