【感想・ネタバレ】七十四秒の旋律と孤独のレビュー

あらすじ

宇宙空間でのワープに際して生じる、空白の七十四秒間。この時間の存在を認識し、襲撃者の手から宇宙船を守ることができるのは、マ・フと呼ばれる人工知性だけだった――ひそやかな願いを抱いた人工知性の、静寂の宇宙空間での死闘を描き、第8回創元SF短編賞を受賞した表題作と、独特の自然にあふれた惑星Hを舞台に、乳白色をした8体のマ・フと人類の末裔が織りなす、美しくも苛烈な連作長編「マ・フ クロニクル」を収める。/【目次】七十四秒の旋律と孤独/マ・フ クロニクル/一万年の午後/口風琴/恵まれ号 Ⅰ/恵まれ号 Ⅱ/巡礼の終わりに/文庫版解説=石井千湖/*本電子書籍は、『七十四秒の旋律と孤独』(創元SF文庫 2023年12月初版発行)を電子書籍化したものです。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

別の本で久永さんの存在を知り、文章がとても好きなので本書を手に取りました。

やはり文の調べが美しく、大好きです。

胸が苦しくなるようなストーリーでもあるのですが、世界観にうっとりする気持ちのほうが勝ります。

最後は泣いてしまいました。

何度も読み返したくなるような本です。

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2025年04月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

出てくるロボに愛着が湧いてくるゆえに、人間が愚かしくてごめんねという気持ちになった どうしたらいいんだろうね人間
人間がやり直すにはいったん全部破壊しなきゃダメなんだ……でも歴史はやっぱり繰り返すんだ……という思想(?)は、自分がよく読む萩尾望都のSFチックな作品にも似ていると感じるので、自分もうっすらそう思ってるんじゃないかという問いを発見した。

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2025年08月09日

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