【感想・ネタバレ】日本史の内幕 戦国女性の素顔から幕末・近代の謎までのレビュー

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Posted by ブクログ

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そうかー、浜松東照宮はパワースポット認定されたんだな。歴史的な証拠の書状を集めるのは大変そうだ。文系でもお金はかかるんだな。こまごましたうんちくが

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2023年03月26日

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帯には「小説や教科書ではわからない魅力」とある。
著者ご本人も、まえがきで「教科書的な、表向きの歴史理解にとどまって、歴史常識を維持したい方は、読まれないほうが良い本かもしれない」と述べている。

自分はどちらかというと、「歴史は暗記」というイメージを持ち続けていた。これは学生時代の教師が良くなかったのだと、本書を読んでやっとわかった。小学校や中学校の先生が、著者のような先生だったら、きっと歴史の授業は楽しくて仕方がなかっただろう。

著者は、古文書を読める。ダイレクトにその時代と接点を持つ。誰かから聞いた間接的な情報ではなく、自分の目で直接真実を追求し、そこから見えてくるものをさらに深堀していく。

通りいっぺんの教科書の歴史は無味乾燥だが、本書を読めば、生々しい当時の真実にアプローチする著者とまるで一緒に古文書を読んでいるかのようで、もっと言えば時代をさかのぼってその時代の現場までいってしまったようなリアリティを感じることができる。

卑弥呼の時代には卑弥呼の時代の現実があり、家康の時代には家康の時代の現実があったんだな。今とは異なる戦国時代のトイレの実情があったんだな。戦いだけが歴史ではなく、能にも、香にも、生け花にも、そういう文化的なものにも歴史というものがあるんだな。・・・とそういう風に、リアリティを感じさせてくれるのが、磯田氏の歴史であるなと思う。

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2021年02月12日

Posted by ブクログ

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歴史の流れを俯瞰するというよりも、筆者が自らの足で古文書を捜し歩いて見つけ出した真実をトピックとしてまとめた著書である。
現在でも次々に新たな史実が発見されているということには驚くとともに、それらのもととのある古文書が普通に古本屋で売買されていることにも驚いた。
自分も時間が出来たら古文書を読めるように勉強して、何か新しい史実を発見できるのではないかと、考古学を身近に感じさせてくれる著書でもあった。

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2018年12月23日

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