【感想・ネタバレ】阿修羅草紙(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

最高の忍びタッグ誕生! 無駄な殺しはしないくノ一・すがると、手段を選ばない伊賀忍者・音無。正反対の考えを持つ二人は奪われた「呪いの巻物」を取り返すため、陰謀渦巻く京の都に向かう。伝説の忍びとの死闘や大名家への潜入を通して、徐々に真相に近づいていく二人。そして明かされた驚愕の真実と二人の想いとは……。任務のために陰で命を捧げた忍者たちを描く一気読み必至の傑作長編。

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Posted by ブクログ

 無駄な殺しはしないくノ一・すがると、殺しをいとわない伊賀忍者・音無の二人が呪いの巻物を取り戻すため、手を組んで、死闘を繰り広げていく。

 時は応仁の乱の前夜、まもなく戦国時代に突入していく頃が舞台で、その時代の忍者の活躍というところが新鮮であり、また、数多の流派の忍者が登場してくるところも、忍者好きの自分にとってはたまらないところでした。

 二人の対照的なキャラクター設定も絶妙で、死闘の中でより際立つ形となっていて、より闘いの緊張感味わえました。

 忍者の闘いのアクション要素を横軸に、呪いの巻物の謎を解いていくミステリー要素が縦軸と、物語が展開するところも十分に楽しむことができました。

 歴史の裏には、もしかしたらこんな二人の熱い戦いが展開していたかもしれない、そんな歴史の面白さも味わえました。

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2024年02月10日

Posted by ブクログ

物語の最初の頃に予想した結末は、ある程度、当たっていた。けれども、決定的な部分で、全く思いもよらない結末になった。この主人公のすがるは、非常に魅力的で、今後の展開も気になるけど、たぶん、続編は書かれないだろう。

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2024年01月13日

Posted by ブクログ

比叡の秘宝を盗まれた事に端を発した、忍者たちの戦い。
話は壮大で、大名の思惑なども絡み合う。ただ、最後は呆気なく、人物心理の機微も微妙だったのが残念。
戦国を読み慣れてないのもあるけど、難しすぎた!

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2024年07月04日

Posted by ブクログ

話は面白いんだけど、話の進め方のスピードやキャラ設定で個人的にあれ?と思う部分があって、ちょっと残念だったなあ。

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2024年03月16日

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