【感想・ネタバレ】噴怨鬼のレビュー

高橋克彦

安倍晴明をしのぐ陰陽師が登場！

時は平安。都では、応天門の変で罪を被せられた伴大納言が鬼の姿で現れ、疫病の種を撒き散らすと予言していた。陰陽師の弓削是雄は大納言の鬼と相まみえるが、その背後にさらに強大で邪悪な鬼が存在することに気づく。朝廷で実権を握る藤原氏に恨みを抱くというその鬼の正体は、やんごとなき方なのか――。罪なき民を救い、命を賭して最凶の鬼を封じるため、是雄は仲間と共に蝦夷の地へと赴く。
妖かしの世界を壮大に描く歴史長編！

[大黒へつり · ★★★★★]

久方ぶりの新刊

弓削是雄シリーズ、まだまだ続くか?!
次を期待せざるを得ない!!

＃アツい ＃ハッピー ＃感動する

[ブクログ · ★★★★★]

陰陽師　弓削是雄シリーズ

『噴怨鬼』と名乗る強力な鬼の怪異から都、ひいては民を護る為、神の見せた夢を仲間と共に辿る、王道ファンタジー
前作を読んでいなくても楽しめます

鬼の正体は？
陸奥に眠る艮の金人とは？
蘇我氏に中央から追われた物部氏の背景にも興味は尽きません
爽やかな仲間の絆にとても心満たされる作品です

[ブクログ · ★★★★☆]

応仁の乱の後の話に道真が出てきたらうれしいのに名前すら出てなくて残念…
判大納言が怨霊となって奮闘。
読んでいて緊張感全然ないよなぁ何故だろうと思っていたら、会話のテンポと髑髏鬼のお茶目なやり取りでゆるい話になっていて意味不明な事は髑髏鬼も意味不明なので疑問をぶつけてきてくれる。会話になっているので説明文よりわかりやすいのかも。

前回までの内容も所々で出てくるので思い出しながら読み進めるが楽しい現実逃避できた時間を過ごす事ができた。

[ブクログ · ★★★★☆]

神代の時代から時代が下り約半世紀奥州に鬼退治へと向かうさてどんな話にまたどんな合戦場面へと展開していくのか期待した。陰陽師が更に肉体から離脱して闘うのか楽しみにしたが最後には平和裏に終わり---平和主義の一冊であった。

[ブクログ · ★★★☆☆]

何か続きを読んでいるようだ。
淡麻呂や髑髏鬼。芙蓉などに再登場の匂いをかんじる。そのことが気になって集中できなかった。
鬼の正体がわかってもあぁそうなのって感じだった。

[ブクログ · ★★★☆☆]

晴明を超えるは盛りすぎじゃないかなあw
神様達がやたら主人公に味方するし鬼の親玉はあっさり改心するし、都合良すぎ感はあるが面白かった。