あらすじ
医者一族の令嬢イルゼは、医療の勉強のため留学していたが、帰国した際、一人の患者を託される。大公ダリウスは腕の怪我は治ったが、後遺症で腕がうまく動かせず、医者たちを拒絶し離宮で過ごしていた。「療養師」としてイルゼは離宮に泊まり込み、ダリウスを診ることに。医師として尊敬する父から託された仕事を全うするため懸命に向き合うイルゼ。どの医者も諦めた後遺症を、イルゼだけは諦めず向き合う姿勢にダリウスは次第に心を許していって――。「こんな女性ははじめてだ」押し倒され淫らな甘い交わりにイルゼは戸惑うばかりで!? 眉目秀麗な大公様と健気な乙女の溺愛!!
※こちらは単話1~6話のセット版です。重複購入にご注意ください。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
一気読み
大ヒットのお話でした。賢く心優しくしかもとても働き者の伯爵令嬢のヒロインが魅力的。自身の経験も有り怪我から引きこもりになった太公の気持ちを理解して寄り添い粘り強く治療して公務に復帰させる。太公の元婚約者を論破してやっつけるところは本当にスッキリしました。最後もとっても素敵なハッピーエンドでした。
信頼、実績の作者様新刊即買い。
一目惚れとは違い少しずつ距離を縮め、何気ない仕草や表情へのときめきを重ねる緩やかな恋の進捗状況が、くすぐったくも心地よい。
自分の事よりも誰かの為に。深く、長く苦しんだ二人の清らかな心根に読み手の心も洗われる。
愛の重さ、甘さ加減も絶妙。
やはり作者様にハズレなし。