あらすじ
昭和十八年――。第二次世界大戦の最中、敗戦の色が濃厚になった日本は、極秘で開発していた“ロボット兵器”の導入に踏み切った。主人公の三船は、自身の病魔と闘うため、愛しい家族を守るため、“ロボット兵器”開発技官である親友の高橋に自ら志願することを告げ、人としての自身に終止符を打ち、人間兵器として戦地へと赴くのだが……。
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Posted by ブクログ
機械の身体になった人間の悲哀を真っ正面から描く良作。テーマとしては仮面ライダーやアメコミヒーローに通じる所もありますね。絵は荒々しく見づらい箇所もありますが、それを補う魅力のある作品です。
Posted by ブクログ
もしもロボットが現実の兵器として登場していたらという着眼点が面白い。史実を土台に敷いてストーリーを描いていくのも面白い。
ただ、一つだけどうしても気になることが。
作画の勢い、描き方はインパクトがあっていいのだが細かいコマになると何が描かれているのかがわからないことがある。
力のある絵だけにここだけはどうしても直してもらいたい。
Posted by ブクログ
太平洋戦争中各国が続々と元人間の兵器を投入していく。日本も例外でなく心は人間、体はロボット兵を戦場に送り出していく。ブラックユーモアも凄いですが時折物凄く考えさせられる内容です。
Posted by ブクログ
昭和十八年。第二次世界大戦ノ最中、敗戦ノ色ガ濃厚ニナッタ日本ハ、極秘デ開発シテイタ『ロボット兵器』ノ導入ニ踏ミ切ッタ。
主人公、三船ハ愛シイ家族ヲ守ルタメ、人トシテノ自身ニ終止符ヲ打チ、人間兵器トシテ戦地ヘト赴クノダガ……。
改造人間がテーマの戦記
第二次大戦中を舞台に、人間の脳をロボットに移植した兵士達が戦う漫画。
戦争の悲惨さや兵士達の悲しみや苦しみが克明に描かれているので、少しでも多くの人が読むべき。
これぞ妄想戦記
国家のために我が身を捧げたロボット達のことを考えるとツライです…。
あまりメジャーではないかもしれないけど一読の価値はあると思います!
Posted by ブクログ
武骨。
それがこの作品に対する最高の褒め言葉だと思ってます。
ざっくり言ってしまうと架空の世界大戦中に投入されたロボット化兵士の話。色々と好みが分かれる部分は多いと思うけども、ロボ・死闘・根性といった要素や、力強い展開が男心にググっとくる。
一巻が気に入ったら最後まで読んで損はしないはず。
私は本棚のいい場所に並べてます。
自治医大店 田崎