【感想・ネタバレ】会議で事件を起こせのレビュー

あらすじ

誰か一人が延々と喋り続ける「独演会現象」、皆が他人の顔色を窺う「様子見現象」、いつの間にか提案者が吊るし上げられる「被告人現象」、雑談だけで終始してしまう「脱線現象」等々。いま、あなたの参加する会議にはどんな問題現象が起きていますか。実際の会議の流れに即して、平社員でも管理職でも今すぐ使えるコツを伝授。ちょっとした技術と、ほんの少しの勇気であなたの会議は生まれ変わります。

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Posted by ブクログ

良い会議の基本的な条件と実際に良い会議を行っていくための方法が丁寧に説明されている。ミーティングや議論をする機会のある人は読んでおいて損はない。

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2011年10月22日

Posted by ブクログ

「会議を変えるために最も重要な要素は何か?」


それは「勇気」である。



<特に参考になった点> 〜明日から実行!!
◎「自分のための質問」だけでなく「相手のための質問」を活用して意見を引き出す
 ・例:「Aさんはこのプロジェクトでどういうことを実現したいですか?」
○「タイトル効果」を出すために、議題をできるだけ具体的に書く
 例:○「お客様の心に響く新商品のポイントは何か?」
   ×「新商品企画の検討」
○「コンテンツ発言」と「プロセス発言」を使い分ける
○対立は発想を広げるチャンス
○かたまりを意識して聞く
○アクションアイテムには部署名でなく個人名を書く


<使えそうなフレーズ集>
◎「残り30分ですが、どうしますか?」(3/4ルール)
◎「このテーマについて3分間でアイデアを書き出して下さい」(書き出し法)
◎「なんか違和感があるんだけど・・・」
○「どういう視点で収束させていきましょうか?」
○「今までの話を整理すると、いくつにまとまると思いますか?」
○「したがって?」「だとすると?」「とすると?」(つなぎの発言)
○「あえて主張させていただくと・・・」
○「次の計画を立てるとしたら、○○さんだったらどうしたいですか?」
○「本当に今日の会議の目的は達成されたか?」
○「最後に5分だけいいですか?今日の会議のすすめ方はどうだった?」
※立ち上がってみる(板書、上着をかける、背伸びなど)



<主な概念、手法>
○会議の「マクロデザイン」と「ミクロデザイン」
 ・マクロ:会議の回数、参加メンバー、時間
 ・ミクロの例:議論の範囲、準備事項、議論の進め方、運営ルール等
○議論の7ステップ
 ・導入→情報共有→議題設定→発散→収束→意思決定(合意)→行動化
○「ブレーンストーミング」と「雑談」の違い
○「発言の揮発性」
○「上方影響力」:上司に影響を与える力
○「フリー・ズワード」「フリーズ・タイド」:問題のある発言・態度
○「インプット削減型」と「アウトプット増大型」のアプローチ
○「チーム・ファシリテーション」:メンバーで機能を分担(一人でしょいこまない!!)


【2009年8月22日再読】

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

当たり前のものを見える化する。
コミュニケーションにはまだまだそうして可視化していける可能性を感じました。
会議だけでなく幅広く使えます。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

組織・業務改善を中心としたコンサルタントである著者による一冊。
効果的な会議を行うための技術がまとめられている。

奇をてらった(?)タイトルに対して内容は極めて真っ当。会議中に事件を起こすようなことは書かれていない。本書の内容に沿ってタイトルを受け取るのであれば、「("会議の改善"という)事件を起こせ」と言ったところだろうか。

本書での"技術"は汎用的な内容が主で、ファシリテーションに近い。ブレインストーミング等、具体的な「○○法」と名前がつくような会議手法の紹介はない。

会議の企画から、会議中の振る舞い、まとめかた、そしてフィードバック、と会議の進行に従って丁寧にポイントが解説される。個々のポイントは「そんなの当り前でしょうよ」と一見感じるものの、その当り前を意識できている人のいかに少ないことか(もちろん自戒を込めて)。
本書の主題ではないものの、当り前のことを行動に染み込ませることの重要さと難しさを改めて感じさせられた。

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2013年07月31日

Posted by ブクログ

「会議技術の決定版」という帯に偽りなし。会議の成果を高めるノウハウが詰まってます。ホワイトボードのない会議室は会議室じゃない。

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2012年01月29日

Posted by ブクログ

[ 内容 ]
誰か一人が延々と喋り続ける「独演会現象」、皆が他人の顔色を窺う「様子見現象」、いつの間にか提案者が吊るし上げられる「被告人現象」、雑談だけで終始してしまう「脱線現象」等々。
いま、あなたの参加する会議にはどんな問題現象が起きていますか。
実際の会議の流れに即して、平社員でも管理職でも今すぐ使えるコツを伝授。
ちょっとした技術と、ほんの少しの勇気であなたの会議は生まれ変わります。

[ 目次 ]
1 会議室で何が起きていますか
2 きちんと始める-会議の序盤
3 どんどんもりあげる-会議の中盤
4 しっかりとまとめる-会議の終盤にかけて
5 可能性をもっと広げる
6 「会議改革」を考える

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
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[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2011年05月21日

Posted by ブクログ

会議というものはなかなかうまくまわせないものだ.この本では活発な会議を行うためのテクニックも紹介されているが,やはり各人の心構えが重要かと思われる.

義務で参加し,終わるのを待っているだけの会議になっていないだろうか.

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2013年07月11日

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