【感想・ネタバレ】木簡・竹簡の語る中国古代 増補新版 書記の文化史のレビュー

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Posted by ブクログ 2020年08月19日

蔡倫=紙の発明者ではなかったということが語られます。
そこから始まる古代の紙発見の流れ、そして紙が
発明されたのになぜ木簡、竹簡を使うのかという
疑問(本題)へと話は移っていきます。

木簡、竹簡にも様々な種類や用途があるということを
図や写真で分かりやすく提示してくれています。
また、書写材料の変...続きを読む遷や、字体の変化、書記官の仕事など
木簡、竹簡に関りのあるところもしっかり書かれているので
この時代の雰囲気を感じることが出来ます。

木簡、竹簡の歴史を知るためには
とても分かりやすくて読みやすい一冊だと感じました。

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