【感想・ネタバレ】怪談怖気帳 屍人坂のレビュー

あらすじ

怪異に遭遇した生の声の数々

「隠れてたんじゃない。身体が右半分しかなかったんです」
ひょろひょろとした白髪の老人が物陰から… 収録話「こっち側」より

体験者の口から紡がれる生の怖い話
怪談が生まれる現場を目撃する!

「ご自身や家族の不思議な体験を聞かせてもらえませんか?」
黒木あるじは怪談語りの催事の場で客たちに訊いてみた。
すると、リアルに語られるのは底知れぬ不気味さを孕んだ怪異ばかり。
・幽霊の出没が噂される場所で出会ったのは…「みえてますよね」
・遊んでいた人形が歩きだし…「おまえのせいで」、夜遅くに車で帰る道、電話ボックスにいたモノが…「あしあと」
・冬の夜の道、近所に住む男性と出会い…「屍人坂」
・橋から川に人が飛び込んだ!通報が頻発するわけとは…「月命日」
――など、聞くも怖気、語るも怖気な75話。
怪談はこうやって生み出されていくのか!あなたも体験者となる!

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Posted by ブクログ

玉石混交の実話怪談系だがこれは面白く、きちんと怖い。
黒木氏の本はこれまでも読んでいるしイベントにも参加したことがあるが、今回はそのようなイベントで参加者の口から発せられた話のみ。氏が拠点とする山形を中心とした東北の香りが生々しい。大学の学園祭や山形国際ドキュメンタリー映画祭などでも話を募っており、語られる話の幅は広く、背景も様々だ。黒木氏の知識やこれまでの活動を知って助けを求めてくるような人もいる。脈略がない分どんな話が出てくるのか興味が尽きない。
そして、最後のオチはなかなかに凝っていて怖い。

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2026年03月02日

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