あらすじ
おれの幼馴染みは人魚である――…
小さな漁師町に住む唯には、“くじら”という人魚の幼馴染みがいる。
幼い頃独りで海をさまよっていたくじらを見つけ、自分の家に招き入れてからの付き合いになる。
それ以来海には戻らず唯と共に陸で暮らしてきたくじらだったが、くじらの声は特殊な周波数をしていて唯以外の人間とは話すことができなかった。
高校生になった唯は成長したくじらに淡い恋心を抱くようになるが、 自分にだけ依存してほしい感情と、広い世界を見てほしい感情の間で葛藤するようになる。
一方くじらにも、唯への強い想いからかある欲望が芽生え始めてきておりーー…?
★マイクロコンテンツ版配信時のカラーを完全収録!!
感情タグBEST3
すごい素敵
pixivコミックから来ました。
絵柄がすごく綺麗で素敵なお話をより引き立ててくれててすごく良かったです。
続きが気になります。
Posted by ブクログ
舞台は現実の日本のようでその実小規模ながらひとつのハイファンタジーであるように感じた。人魚が異物としてではなく珍しくとも人とともに存在する世界。ただ人の命はあまりに儚いので人に恋する人魚は辛い。
モデルは52ヘルツの鯨だけど、その孤独の声が届く相手がいたなら、それが人の子であったなら。それは闇夜にあって唯一無二の光たり得るだろう。
ただ恋と呼ぶにはあまりに唯一無二過ぎるのだけど、あるべき姿ではなく何を欲するか。本当の望みを口に出来たらもう怖いものなんてない。死に至る病は霧散する。
そんなわけでBLであることを忘れて最後まで読んでしまったけど描き下ろしが初々しいBLで笑ってしまった。微笑ましい初夜だ。
Posted by ブクログ
【唯、いつか俺を・・・お刺身にして食べてほしい(くじら)】
エロス度★
人魚と人・・・海で出逢った幼馴染み同士が紡ぐ恋物語⁽⁽ଘ( ˊᵕˋ )ଓ⁾⁾
唯にしか聴こえないくじらの声・・・その特別感やくじらに対して抱いていく身を委ねてはいけない想いがたまらなかった。゚(゚´ω`゚)゚。
くじらが自分だけを求めて欲しい気持ちともっと自分以外の世界に目を向けて欲しい唯の複雑な相反する気持ち。
そして、唯だけを求めていたのに変わっていくくじらの世界。
両想いなのにもどかしく、人魚と人の悲恋を感じさせる独特の雰囲気が魅力的で、泡沫のような幻蒼海の揺らめきがとてもよかったです♡
匿名
あ
不思議なストーリーですが素敵でした。人魚がいることがちょっと不思議でちょっと普通な世界観。できればもっとラブラブも見たいですが将来がちょっと悲しくなりそうなのでこの辺でいいのかも。
匿名
独特な世界観
人魚が珍しいけど普通に認知されてる世界です。
まったくえっちなところはないので、そういうところを気にしないファンタジー好きな方にオススメな作品です。
第一話までの試し読み。設定がちゃんと立ち上がっていて物語の引きで終わって興味を持たせる:「いつ刺身にしてくれる?」いろいろとぞくぞくされるヤバい空気。続きも読みたくなる。