【感想・ネタバレ】愛、執着、人が死ぬのレビュー

あらすじ

「あなたが死んでくれたら、きっと私は安心すると思う」

あの日、遺書を残して先生は死んだ。

僕の人生において、極めて稀で、最も危険な恋。

「愛してほしい」よりも強い感情。
それは
「嫌われたくない」という執着。
アタロー、夏夜、先生、椎子。

支配、逃避、希望、愛の果てに4人が見たものは。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトル通りの内容でいい意味で気持ち悪かった。執着、束縛こわい。重い内容で読み終わってぐったりしてしまった。視点が変わるごとに、点と点が繋がっていく感じ。ミステリー的な要素も感じた。
•「でも、よかったです。また会ってくれますかって訊く前に、また会えたらなって思ってくれてたのをしれたので」

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2023年12月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

装丁のオシャレさを見て、購入した1冊。

歪な"愛"について描かれていた。
支配や束縛、狂気ともいえる"執着"が怖い。
私も、そこまで誰かに執着をされたら、"死"を選んでしまわないか、少し怖くなった。

リアルな描写で描かれているため、登場人物に対し、感情移入しながら読み進められた。

恋とか愛は、甘酸っぱいものだと思っていたが、この話を読んで、愛のかたちは、人それぞれであることを改めて思い知りました。

"愛"とは、壊れやすいもので、儚いもの。
誰かを過剰に愛すると、それは"執着"になり、気づけばそれは人を変えることにもつながる。
→やはり、"愛"には人を変えてしまう危険性があると思いました。

「恋」、「愛」、「執着」、「死」について考えさせられる1冊です。
是非、オススメの作品です。

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2025年06月18日

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