あらすじ
弟の学費を工面するため、針仕事をしている貧乏令嬢のシャルロッタ。そんな彼女のもとに、ある日突然女好きと悪名高い宮廷魔術師パーヴェルから縁談が申し込まれる。シスコン気味な弟から反対を受けつつも、持参金の用意すらできない自分をもらってくれるならと結婚を決めた。きっと伯爵家の名前目当て、他に女を作っても文句を言わない「お飾りの妻」が欲しかっただけ。そう思って愛ある夫婦生活は諦めていたのに――「ロッタとの結婚は、俺が望んで申し込んだものだから」「ずっと我慢していたんだよ?」とパーヴェルは困惑するシャルロッタを抱き上げベッドに連れていき――!? タラシな魔術師様がこんなに一途だなんて聞いてません……!
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読みやすい!
あらすじも凝りすぎないし、物足りないわけでもないし、読んだ満足感があります。この作者さんの作品は甘〜い印象がありますが、これも期待に外れない。
でもやりすぎず、話も長くなく、じれったさもあり、まさにちょうどいいです。ライトノベルよりのTLですね。
挿し絵が欲しい
なかなか自分の本当の気持ちを伝えられない年下のヒーローと、自分はお飾りの妻ではないかと思いつつもカラッとした芯の強いヒロインで楽しく読めました。
ヒーローの腐れ縁たちもなかなか良いヤツでしたし。
素敵なお話だっただけに挿し絵があったらもっと良かったのになぁと思います。
かわいい夫婦
あまり女遊びをするように見えないヒーローと、何故か名だけの妻だと思い込むヒロインの、すれ違い両片想い夫婦でした。タイトル通り?になるには少し時間がかかりますが、ふたりとも可愛らしくて微笑ましかった。