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Posted by ブクログ
個人的に山登りは好きであるが、夜を目当てに登ったことは一度もない(下山で暗くなったことは多々あるが)。そんな夜のハイキングがお薦めだという。著者の中野純氏は長年にわたり夜の山を歩き、多くの夜山ハイキングを独りで楽しみつつ、数多くのハイカーをナイトハイクへ案内してきた。同書ではナイトハイクのそれぞれの月における魅力や心構えなどわかりやすく解説しており、日本の夜の山がいかに魅力的であるか実体験を交えて紹介している。今まで興味すらなかったナイトハイク。一度は行ってみたいものである。
Posted by ブクログ
この人のナイトハイクの目的は闇を求めて歩くことなのか。
なるほど、夜に山に登るにもいろんな考えの人がいるんだね。
何を隠そう俺もナイトハイカーだが、求めるものは夜景。
都市近くの山に登って人の営みである夜景を見下ろすのが趣味なのだ。
とはいえ闇そのものを深く感じるのも夜の山の一興。
ライトを手で隠せば真の闇に包まれる。
しばらくすると目が慣れて、うっすらと道が浮かび上がってくるのを感じられると、野生に戻った感覚がある。
著者の歩き方は闇そのものを楽しむため、あえてライトを使わずに無灯火で登頂することもあるという。
まだそのレベルには至っていないし、目指す方向性と違う。。。
読んでいて、ハンモックキャンピングとナイトハイクは親和性が高いのではないかと思ってきた。
夕方から登り始めて夜景の良いところでハンモックを張り、翌朝の日の出を見てから下る。
なんか行けそうな気がする。