あらすじ
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「科学×歴史×文化」で学ぶ猫のすべて――
愛するわがコのことがとことんわかる1冊
こんな本これまでなかった!?
デキる下僕の必読書!
最先端の猫研究から
猫にまつわる歴史と文化まで
猫のすべてをとことん深掘りした1冊です。
「犬と猫は共通の祖先から生まれた」
「なぜリビアヤマネコだけが〈猫〉になれたのか」
「流体力学的にいえば〈猫は個体かつ液体〉」
「盲目の猫のヒゲは太くて長い」
「クローンを作っても同じ毛柄になるとは限らない」
「古代エジプトは猫のためにほろんだ」
猫の起源、猫の身体、猫の知能、猫と人の関係……
知れば思わず人に話したくなる151の猫トリビアを
図解や資料写真なども交え
オールカラー224ページの大ボリュームで紹介します。
人気猫イラストレーターたちによる
装画と挿絵も見どころのひとつ。
愛猫家はもちろん、創作や会話のネタとして
クリエイターやビジネスマンにもおすすめです。
<電子書籍について>
※本電子書籍は同じ書名の出版物を紙版とし電子書籍化したものです。
※本電子書籍は固定型レイアウトタイプの電子書籍です。
※本文に記載されている内容は、印刷出版当時の情報に基づき作成されたものです。
※印刷出版を電子書籍化するにあたり、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。また、印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。
株式会社西東社/seitosha
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
猫に関する歴史から雑学まで、網羅的に紹介している本。
その範囲は非常に幅広く、かつ緻密で、数多くのデータにも基づいており、信頼がおける。
歴史に関する部分などは、よくもここまで調べたなと感嘆する。
難解になりがちな内容を、可愛らしいイラストと共に端的に表現してくれており、理解しやすいし、頭にも入ってきやすい。
猫好きには是非ともおすすめの一冊。
Posted by ブクログ
あまり他の猫本は読んだことがなく比較ができませんが、読み物として非常におもしろく読めました。
内容としてはYouTubeにも転がっていそうな、どこかで聞いたような猫知識が多いものの、遺伝子による体毛の色や柄の決まり方など、本で読んで改めてなるほどと思わされる内容もあります。
数多くある猫の品種についても(猫種の品種改良に関する賛否は置いておいて)ページを割いて美麗なイラストで分かりやすく特徴が紹介されており勉強になりました。その数多くある猫たちの共通の祖先「リビアヤマネコ」の暮らしや特徴についても紹介されており、理解が深まりました。
猫の生物的、科学的特徴だけでなく、社会的あるいは文化的な扱われ方についてもカバーしており、猫がなぜここまで人間社会で愛される存在であり続けているのか、その理由の一端が分かった気がします。猫の歴史に全振りした本もあるとは思いますが、この本だけでも人類と猫類の歴史がある程度わかります。
後半のページの挿絵イラストがあまり好みではなく、そこは少し残念ですが、猫初心者のわたしにはなるほどと思わされる内容が多く、何と言っても筆者の猫愛がひしひしと伝わってきて、良い本と出会えたと思っています。猫を飼われている方もそうでない方も、猫好きのあなたにぜひ読んでほしい一冊!
※猫の飼育マニュアルや飼育方法の本ではないです。一応、念のため。
Posted by ブクログ
猫についてはこの1冊ですべて分かる、と思えるほど濃い内容。よくもまぁこんなに調べたものだ。
猫の種類、感情の読み取り方はもちろん、遺伝子の話まで出てくる。実は犬派なのでついて行けなかったが、猫派ならば必読だと思う。
以下、備忘録。
・犬ほど品種が多くないのは、ネズミ捕り以外に役目がなかったから
・青い目の白猫は難聴が多い
・見えているのは青系と緑系だけ。赤や黄色は緑に見える
・甘味は分からない
・知能は2歳児くらい
・野生では単独行動
・食べ物さえあれば外に出ないでもストレスを感じない
・生後2~7週間で飼えばよく慣れる
Posted by ブクログ
帯に「デキる下僕の必読書」とある。
そう、我々人間は猫の下僕なのである。
よく「猫派? 犬派?」と分けようとするむきがあるが、猫も犬も同じ祖先から派生したものであり(本書にも触れられている)、しかも犬はネコ目だし(正確には食肉目だけど)、とにかく犬と猫とは比べるものではないのだ。
本書に出ている多数の「教養」は、正直どうでもいいものもなくはないが、多くを占める、猫のルーツのお話は、読めば読むほど猫が好きになってしまう。かわいさがじわじわ増幅してくる。
リビアヤマネコのうち、人懐こいやつが猫に変わっていった、というのは知っていたけれど、そのあたりの話が、ほんと、猫になってくれてありがとう、という感謝の気持ちが湧いてくるような感じで書かれている。
猫の模様や目の色の話なども、これまで会ってきた一人一人(?)の猫について思いを馳せられる。
これで猫を好きになる、というよりも、猫が好きな人(猫の下僕)が、もっと猫を好きになるための本。
Posted by ブクログ
猫についての歴史や特徴が体系的に書かれていて、自分が飼ってる事もあり「そうよね!」と同意したり「そうだったんだ!」と納得したりの連続。
『ねこのきもち』等を愛読してる人にとってはおなじみの知識の復習にも。
イラストレーターさんが複数人いるみたいなのですがどれもかわいい。