【感想・ネタバレ】洗脳されかけていた悪役令嬢ですが家出を決意しました。４のレビュー

燦河ミツル / 谷六花 / 麻先みち

「私、もしかして転生してる！？」
ある日、この世界が前世で読んだ小説の世界だと思い出した悪役令嬢のマリアンナ。
マリアンナが断罪される未来は確定的、そして物語はすでに終盤に差し掛かっていた！
後がないマリアンナは、断罪の原因である「アレクシス殿下の王太子妃になれ」と洗脳してくる父から離れるべく家を出ることに――。しかし…
「マリアンナ、君は僕の婚約者なんだから」
なんとか断罪を回避できると思っていた矢先、なぜかアレクシス王太子が執拗に迫ってきてーー？？

[ミンネ · ★★★★☆]

未来がわかっているから今起きていることの意味がわからない。その未来が間違っていることに、いつ気づくのだろう。
大切なのは今、何を感じるかだけ。それだけでいいのに、不吉な洗脳に怯えている。なんだか複雑に感じてしまいます。

＃切ない

[happymomoko · ★★★★☆]

魔法展覧会

学園の魔法展覧会の行事が始まりました。小説では魔法展覧会でマリアンナがエレナを傷つけてしまうようですが、彼女はそんなことはしないと固く決意しています。アレクシスはマリアンナと魔法展覧会を見て回りたいようでしたが、彼女はアレクシスの母である王妃と妹のロザリアに連れて行かれました。魔法展覧会の初日終了後、アレクシスはマリアンナの部屋にやって来てプレゼントを渡しました。アレクシスの言葉を聞いたマリアンナは少しアレクシスのことを信じるようになってきたようです。