【感想・ネタバレ】洗脳されかけていた悪役令嬢ですが家出を決意しました。３のレビュー

燦河ミツル / 谷六花 / 麻先みち

「私、もしかして転生してる！？」
ある日、この世界が前世で読んだ小説の世界だと思い出した悪役令嬢のマリアンナ。
マリアンナが断罪される未来は確定的、そして物語はすでに終盤に差し掛かっていた！
後がないマリアンナは、断罪の原因である「アレクシス殿下の王太子妃になれ」と洗脳してくる父から離れるべく家を出ることに――。しかし…
「マリアンナ、君は僕の婚約者なんだから」
なんとか断罪を回避できると思っていた矢先、なぜかアレクシス王太子が執拗に迫ってきてーー？？

[happymomoko · ★★★★☆]

小説の強制力

生徒会での事件で、アレクシスがエレナを介抱したことにより、周りからはますますアレクシスがエレナのことを愛しているように見えたようですが、アレクシスはずっとマリアンナ一筋のようです。マリアンナは前世で読んだ小説の強制力にこだわるあまり、アレクシスに好かれていないと思い込んでいるようですが、早くその誤解が解けてアレクシスの気持ちがマリアンナに通じるといいですね。