あらすじ
殺人鬼ジェレミーが死体に残した次の殺人のヒント。それは解剖学者レンへの挑戦状だった。解剖学者と殺人鬼の頭脳対決の幕が開く
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Posted by ブクログ
やっっっば!
これはすごい!
おもろい!
小説家が本職じゃないなんて信じられん!
続編あるのかなぁ?
じゃなくても普通に次作早う!
子供たちに“あなたたちはこの本を読んだらだめ”“いますぐ閉じなさい”納得納得
教育上はよろしくなすぎる
青木ヶ原のワードがでてきてうれしす!
Posted by ブクログ
⭐️3.0
まあまあ悪くない。読んで損したとは思わないレベルで面白く読めました。
ただやっぱりコーンウェルの検死官シリーズの方が、ミステリーとしても検死の場面描写も上回るかなぁ。
Posted by ブクログ
シリアルキラーと検視官(本作では解剖学者か)の話はよくあるが、シリアルキラー側が簡単に検視官のプライベートに立ち入ってくるのがいつも嘘っぽいなあと思っている。
本作ではその点が最後のお楽しみみたいに構成されていて、すんなり驚かされてしまった。
2度目の驚きは結末だが、続編があるとはどこにも書かれておらず、こんな終わり方でよく本になったなと…いや、ちゃんと続編が予定されてるならいいんですけどね…。
あれだけの怪我を負った主人公が後遺症もなくトラウマもほとんどなく、という荒さはあるし、登場人物の背景もほとんど無いのは残念。
だが、殺人鬼の残虐さは魅力的だし、物語がすいすい進むので逆に枝葉がなくてよかったのかな。
Posted by ブクログ
ルイジアナ州ニューオーリンズ。解剖学者レンは警察とともに、沼地に死体が遺棄される事件の捜査を行っていた。その手口から、かつて街を震撼させた連続殺人鬼が甦ったと噂になり、住民の警察への不信感は増していた。解剖によって新事実が明らかになるなか、レンは死体から謎の紙片を発見する。これは殺人鬼からの挑戦状なのか…。レンをあざ笑うかのように繰り返される凶行。解剖学者と殺人鬼の頭脳対決の行方は―
「羊たちの沈黙」の影響下にある小説は、今までもたくさん読んだが、本作は遠く及ばない。300ページ弱で、あっけなく終了。
Posted by ブクログ
アレイナ・アーカート『解剖学者と殺人鬼』ハヤカワ文庫。
有料チャンネルの海外ミステリー連続ドラマのような大味な展開は読み易いと言えば読み易いのだが、読者を惑わそうとするような緻密な計算は見当たらず、ミステリーとしての面白さは希薄だ。
連続殺人鬼が解剖学者に突き付けた挑戦状。その対決の行方は……
ヒロインがかつて連続殺人鬼に拉致されながら、生き延びるというのは『ジェシカ・コラン・シリーズ』などでもお馴染みのよくある設定。そして、そして、寸分違わずの思った通りの結末。最初からシリーズ化を狙っているのが見え見えだ。
舞台はルイジアナ州ニューオリンズ。
冒頭から連続殺人犯のジェレミー・ローズが2人の被害者を監禁するシーンから物語は始まる。狡猾で極悪非道なジェレミー。一体何故、ジェレミーが普通の人を拉致し、弄んだ末に殺害するのかは一切明かされない。
一方で法医病理学者のレン・マラーがジェレミーによる犠牲者と思われる遺体を解剖するシーンが描かれる。犯人が作為的に遺した『食屍鬼』というタイトルのペーパーバック。勿論、レンには犯人の正体は不明で、遺体に遺された痕跡から犯人の正体に迫ろうとする。
ジェレミーとレンの2人の視点で交互に綴られ、ストーリーは展開していく。ジェレミーを追い詰めたと思ったレンだったが、逆に追い詰められていることに気付き、愕然とする。
本体価格1,360円
★★★