【感想・ネタバレ】Yの悲劇 独裁者が支配する巨大新聞社に未来はあるかのレビュー

あらすじ

「どうせ清武って奴が悪いんでしょ?」 そう思ったあなたは巨大メディアにコントロールされている。巨人のコーチ人事をめぐって、2011年11月に勃発した「清武の乱」は、球団代表だった同氏の解任によって騒ぎが治まるかに見えた。ところが、その後も読売側による執拗な「清武潰し」は今日にいたるまで続いていた。1000万部という圧倒的部数による紙面を駆使したネガティブ・キャンペーン、「取材」という名目の尾行や挑発、あげくのはてには司法の力で私有の携帯電話まで開示させようとする異常。なぜこのような行為が巨大メディアを使って平然と行われるのか。はたして、あの巨大新聞社では何が起こっているのか? 誰よりも「Y」を知る二人が徹底討論。

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Posted by ブクログ

ナベツネに更迭された村尾清一氏よみうり寸評最後のことば
「人生という舞台では、千両役者がこじきになることもあれば、ダイコンが殿様になることもある。が、それぞれ役割を演じて、いつか去って行く。さて、満十八年間この欄を担当した筆者にも、ときがきた」
前半は福沢諭吉翁のことば。

ナベツネさんはジャーナリストではなく政治屋さんですな。

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2017年10月22日

Posted by ブクログ

元巨人代表の清武さんと、ノンフィクションライターの魚住昭さんの対談形式の書です。
異色な二人かと思いましたが、全共闘世代、メディア出身者同士という共通点があり。
清武さん巨人代表解任内幕の詳細が綴られているかと思いましたが、読売新聞の渡邉会長に関する話題がメインでした。読売新聞の未来を憂いております

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2017年05月07日

Posted by ブクログ

ついこの間だと思っていた『清武の乱』ももうそんな昔のことになるのか。時間が経つのは早いな…

読売新聞がいかに渡邉さんの独裁下にあるかがエピソードとともに語られている。対立当事者の本なので、いくらかバイアスがかかってると思うが、それでもメディアとしては致命的な欠陥を抱えた会社だということがよく分かる
いずれその支配下からも脱する時期が来るが、その時どう変われるかな。

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#2016年102冊目

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2016年11月15日

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