【感想・ネタバレ】澁澤龍彦 西欧作家論集成 下のレビュー

あらすじ

西欧の作家に関する澁澤のさまざまなエッセイを一堂に集め、生年順に並べて総覧にした文庫オリジナル集成。下巻は、ナボコフやジャン・コクトーに始まり、シュルレアリスムとブルトン、バタイユ、そしてサルトル、ピエール・ド・マンディアルグ、ジュネ、トロワイヤ、最後にレアージュの『O嬢の物語』など、偏愛し翻訳した作品も含めて収録。

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Posted by ブクログ

あっという間の面白さでした。
下巻は、マンディアルグ、ジュネ、コクトーなど知っている文学作家ばかりなのですが、まだ読んだことがないので予習に良かったです。
横文字が盛り沢山、フランス語も盛り沢山で、ややペダンティック観は否めないですが、この本で

シュルレアリスム

という言葉の意味が解り、また個人的にもそちらの一派が好きなのが認識できました。
横文字が苦手な方は、無理かもしれません。
ほぼ、フランス文学が納めてあり、たまに例としてポオや江戸川乱歩、夢野久作などが出てくる位です。
では、次はカフカかマンディアルグかジュネを読もうかな…と、次に繋いでくれる作品でした。

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2019年10月08日

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