【感想・ネタバレ】あらすじで読む日本の名著 No.2のレビュー

あらすじ

明治から昭和にかけての日本文学の名作25編をあらたに選び出し、あらすじで収録。No.2は、『夫婦善哉』『天平の甍』『潮騒』『秀吉と利休』など、映画・舞台・ドラマの原作が続々登場! 三四郎(夏目漱石)/最後の一句(森鴎外)/夜明け前(島崎藤村)/すみだ川(永井荷風)/銀河鉄道の夜(宮沢賢治)/檸檬(梶井基次郎)/藪の中(芥川龍之介)/生まれいづる悩み(有島武郎)/出家とその弟子(倉田百三)/刺青(谷崎潤一郎)/銀の匙(中勘助)/田園の憂鬱(佐藤春夫)/青銅の基督(長与善郎)/路傍の石(山本有三)/天の夕顔(中河与一)/古都(川端康成)/夫婦善哉(織田作之助)/麦と兵隊(火野葦平)/人間失格(太宰治)/ジョン万次郎漂流記(井伏鱒二)/蒼氓(石川達三)/天平の甍(井上靖)/潮騒(三島由紀夫)/秀吉と利休(野上弥生子)/華岡青洲の妻(有吉佐和子)

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Posted by ブクログ

タイトル*あらすじで読む日本の名著 No.2―近代日本文学の名作が2時間でわかる!
著者*小川義男
出版社*中経出版

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2018年04月04日

Posted by ブクログ

日本文学20編があらすじと本文抜粋にて紹介。基本的にあらすじ紹介を主眼としており、背景などの紹介は少なめ。当時の作者の状況などを調べながら読み進めると良い。

倉田百三 出家とその弟子:旧制高校生の必読書。親鸞の息子 善鸞とのいきさつはキリスト教の影響をうけているようにも感じる。

火野葦平 麦と兵隊:ダイジェストであるが臨場感有り。最後の中国兵を処刑するシーンで直視でいなかった主人公が「悪魔になりきれていなかった」と胸をなでおろすところが印象的。

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2021年02月13日

Posted by ブクログ

69ページほか 「四天王但馬守」→「四王天但馬守」
 ※中勘助『銀の匙』のあらすじ中。四王天但馬守は『絵本太閤記』に登場する明智光秀の家来。ちなみに仏教では、須弥山の中腹にある「四王天」を守るのが「四天王」だそうです。

146ページ 「石田光成」→「石田三成」
 ※野上弥生子『秀吉と利休』のあらすじ中。いかにもありそうな誤字ですね。

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2010年12月07日

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