あらすじ
日本文学の名作28編をあらすじで収録。『雪国』『野菊の墓』など、読み損ねたあの作品も、夢中になったあの物語も、思い出とともにいま、よみがえる!浮雲(二葉亭四迷)/金色夜叉(尾崎紅葉)/五重塔(幸田露伴)/たけくらべ(樋口一葉)/高野聖(泉鏡花)/不如帰(徳富蘆花)/高瀬舟(森鴎外)/彼岸過迄(夏目漱石)/蒲団(田山花袋)/牛肉と馬鈴薯(国木田独歩)/野菊の墓(伊藤左千夫)/土(長塚節)/友情(武者小路実篤)/暗夜行路(志賀直哉)/恩讐の彼方に(菊池寛)/奉教人の死(芥川龍之介)/女の一生(山本有三)/蟹工船(小林多喜二)/機械(横光利一)/雪国(川端康成)/春琴抄(谷崎潤一郎)/黒い雨(井伏鱒二)/風立ちぬ(堀辰雄)/李陵(中島敦)/斜陽(太宰治)/放浪記(林芙美子)/金閣寺(三島由紀夫)/野火(大岡昇平)
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Posted by ブクログ
今まで気になっていた数々の近代日本文学のあらすじが簡単にわかるようになっていた。これからそういった文学に興味を抱かせてくれ、これから足を踏み入れようとさせるきっかけを作ってくれる本だった。
Posted by ブクログ
私は面白く読みました。教科書などで題名やあらすじくらいは目にしたことがあるけれど内容を深く知らない、でも全ての本を読む時間はなさそう…というときとか、あらすじが載っているので興味を持った名作を読むきっかけなどになるんじゃないでしょうか。でもあらすじも完璧に紹介されている訳じゃなさそうなので、続きが気になる!という話はたくさんありました(笑)やはりそこは本編を読まないと、ですね。
Posted by ブクログ
日本文学・・・嫌いでしたね〜。
何故ならどんな話か全くわからないのに作者と題名を覚えないといけないから。
とはいえ、覚える作品を全部読むわけにもいかない・・・そんな人にぴったりの本です!
読んでみると興味の湧くものばかり!
原作もちょっとずつ読んでいきたいな〜。
Posted by ブクログ
著者は高校の校長先生。近代日本文学28編を、それぞれあらすじにまとめた本。
表紙に見ればわかるように、有名作品が集合。それを一編当たり3000字から4000字に収まっている。違和感のない要約で、本編を読んでみたくなる。備忘録代わりに書評を記している自分としては、その過不足なくまとめるスキルに大変興味がある。
Posted by ブクログ
有名だけれど知らない作品。
文章の形態的に読むのが大変な作品などのあらすじをまとめた本。
手軽に有名どころを押さえておける、なかなかの優れものです。
手元において「これどんな話?」って思った時に開くと便利かも。。
Posted by ブクログ
〜お薦めお返事〜
お薦め有り難うございます!これはもう、言わずもがな有名ですよね。本屋のいたるところで平積みされていましたし、テレビでも取り上げられているのを観た事があります。ただ、私の家庭の環境故、こちらの本を買わずとも、全て手元に揃っているという現実があります。だから私はこちらは買わなくても、この中で紹介されている物語の本が読みたくなったら、家の中を漁ればいいわけですが、全員が全員、私のように活字が好きな人ではないし、家の中に日本文学がずらっと揃っているわけではないと思うので、そういう方にはお薦めなのかもしれません。レビューで読んでみると、案の定、活字離れした方、古典が読み辛い方にお薦め、とあるので、そういう方にお薦めなのかもしれません。お薦め有り難うございました!>たもつ