【感想・ネタバレ】共感革命 社交する人類の進化と未来のレビュー

あらすじ

「認知革命」よりも前に起きた「共感革命」とは何か? 共感が世界を作り、そして今、共感が世界を破壊しようとしている。人類史の知られざる革命から見えた、本当の人類の姿とは?

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

最近仕事をしていて思うことがある。それは、仕事に追われ自分のことしか見えていない人が、多い。

仕事は、お金を稼ぐためのものなのでそれでいいんだと思う人がいても良いと思う。けれども、一人でできる仕事には限りはある。一緒に仕事をしてるのであれば、皆で一緒に考えて一緒に成長していくほうがいいのでは?と思っており、その原因は共感する力が衰えているのでと思いこの本を読みました。

内容は、人類学的な視点とゴリラ等の生物学的な視点の2つの視点で共感について描かれています。

人類学のところは、専門語が多くまた同じ文章の引用が多く少し読みにくい文章でした。

しかし、私が悩んでいる会社組織の共感する力の衰えている原因が、分かってスッキリしました。

共感とは、相手の気持ちがわかることです。
この共感の上位互換として同情が存在します。
この同情とは、共感したうえで進んで自分から助けることが相手のためになるとわかったうえで行動をすることです。
この同情は、相手と自分の間に知識や能力の差があることを理解ができないと生まれない感情である。
この同情の更なるの上位互換が、視線共有である。
視線共有は、一人ではなく、皆で助けようという気持ちが湧いてきて、誰かがある方向を指差したとき、その方向にみんなが目を向け、その時に何が起こっているかを瞬間的に共有できることである。

まずは、共感を増やすことから始めることでグループの結束は深まっていくので、共感にアンテナをはって仕事に取り組みゆくゆくは視線共有できるような人になりたいと思いました。

0
2025年02月23日

「学術・語学」ランキング