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タイトル*生徒会の月末 碧陽学園生徒会黙示録2
作者*葵せきな
出版社*ファンタジア文庫
私立碧陽学園生徒会__そこは、美少女メンバー四人が集う楽園だが、楽園のご主人様(←妄想)である杉崎鍵は今、美少女達を裏切り、オトナの世界へ旅立とうとしていた。いや、杉崎だけではない。いたいけな腐……じゃなくて婦女子の椎名真冬も、また。
人は皆、様々な経験を経てオトナになる。生徒会のメンバーだって、例外ではないということだ。さあ、オトナの世界へ向かって飛びだそう! 碧陽学園生徒会と一緒に!
__ってことで、久しぶりにやってきました「黙示録」。今回も、どこに行こうとしているのか分からない少年少女達の書き下ろしが満載だ。いやー、ガッカリだよ。ガッカリオブザイヤーだよ!
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ま さ に 木彡 山奇 金建 祭
全ての杉崎要素が詰まった最高の一冊。
個人的な評価が右肩下がりなシリーズだったが、ここに来てすごい面白いのが出てきた。
本編なんていらんかったんや!
「杉崎鍵の放課後」は個人的には最高傑作。
コンビニのバイトをする鍵と守とのやりとりが面白すぎる。
そして中目黒が素敵すぎて泣ける。
天然でここまでBL感を出せるのはさすが、鍵の強敵www
そして杉崎女装Ver.で心動いてしまった私はどこへ行けばいいのでしょうか・・・
そして真冬ちゃんがゲームのためだけにアルバイトに挑戦する「椎名真冬の月末」も個人的にはお気に入り。
ダメ人間はバイトをやると・・・わかってはいるはずなのに真冬ちゃんのダメっぷりに笑ってしまった。
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生徒会シリーズの短編集でもあり外伝でもある生徒会黙示録の2冊目。
本編とはまた違った面白さがあると思います。宇宙兄妹は色々と残念すぎるw とにかく深夏が可愛いと思う。
個人的にコンビニでのやりとりがかなり面白かったです。
次の生徒会の火種も読みたい。
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えー,碧陽学園生徒会黙示録の2冊目ですよ.
生徒会の一存シリーズの外伝2冊目って事ですね.
前回が「日常」で今回が「月末」・・・.
これは七曜を連想させるタイトルですね.
日から始まって月と続いているから土まで行くのだろうか.
というか,行けるのだろうか.
それが問題だ.
まぁ,そんなこんなで短編集で外伝ですよ.
再び杉崎,深夏の愉快なクラスメイトの宇宙兄弟が出てきたり
杉崎ラブな中目黒君が出てきたりしちょります.
本編のように生徒会室のみで完結しないで
学校の外に出かけたりするんでなんだか新鮮.
って,それはそれでなんだかおかしい話なんだけどねー.
面白かったよー.
下手したら本編よりも面白かったよ.
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そろそろ生徒会飽きてきたなんて書いた直後ですが、電車の中でこらえきれず笑ってしまいました。
番外編では生徒会室を飛び出して、杉崎とクラスメイトたちのやりとりがおもしろすぎる。特に、宇宙姉弟とのやりとりはでたらめすぎだけど、笑わずにはいられませんでした。
本編とはまた違った視点からの生徒会が楽しめました。
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内容はいつもどおりゆる~いお話。見開き全部会話文ってページもあったけどシリーズ初めてかな?余計なことを考えずスイスイ読めます。とりあえず会長の手紙は噴いた(笑)
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杉崎かっこよすぎだろう!!人気投票一位だよ。(少なくとも俺の中では)
合コンの話
「だから、キミも言ってるだろ?俺が楽しませたいのは。『美少女』だ。性根の腐った醜い女じゃない」
「俺は、アンタらなんかよりは、コイツを今、笑顔にしてやりたい」
直前まで連取していたくらい楽しみにしていた合コンなのに、中目黒や巡や学園のことを悪く言われ、たとえ見た目がきれいな女性相手でも自分の思いを素直に伝える杉崎。練習のシーンでも意見だしでブレインストーミングするなど、生徒会所属ゆえの技術もかいま見れた。
そして、コンビニアルバイトの話で、杉崎と宇宙守との会話がとても面白かった。ここまで自然にユーモアを言えるってすごいなとう。
そして、真冬にバイトを紹介する話
「今日は俺、真冬ちゃんのおかげでめちゃくちゃ楽しかったですから。これでお給料なんか貰ったら、バチがあたるってもんですよ」
バイトでひたむきに働く杉崎。でも自分が働いた分のバイト代を自分は一切受け取らず、全て真冬に、しかも本人にそのことがばれないように社員の人に渡してもらうという徹底ぶり。
そしていくら大好きな真冬ちゃん相手でもしかる時は手を抜かずにしかるきりかえ。
最後に、ひとり困っている深夏に生徒会メンバーやクラスメイトに連絡して手伝う杉崎。
「おい、深夏! 真冬ちゃんの買ってきたゲームやろうぜ! お前、楽しみにしてたんだろ? 俺達も、お前来るまで生徒会室でパッケージさえ開けずに待ってたんだからな! 早く遊ぼうぜ!」
自分が手伝ったことに対して、何も見返りを求めることなく、困っている人を助ける杉崎。
こんなにすごい人間がいるのだろうかと感動した。
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漫才の台本みたいで笑えます。そんな中にも心温まる話などもあっておもしろいです。絵は萌えですがほのぼのとしたおススメシリーズ。メインストーリーでは名前しか出てきていない人物やクラスにも焦点があたる番外編集です。
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基本的に、何故か異常に女の子の割合が高かったり、その逆だったりという作品は好きではないのですが、これは面白かったです・・・。
文章力は、あまり・・・。ですが、一巻と比べると大分向上してきたのではと思います。
登場人物の会話がとにかく面白いです。
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今回は表紙を飾る事について、アイドルたる
クラスメイトの話に、双子の話、その他(笑)
日常と非日常すれすれな部分を語る日常。
またあのお姉さまは、恐ろしいほど
素晴らしい表紙提案をしております。
しかし一番戦慄を覚えたのは、サンタバイト。
何この不平等!
しかもこれを平等と言い切るその精神!
恐ろしい子! というのは、まさにこれかと。
心温まる…やもしれない最後、な話もありました。
前回のアイドルについてもそうでしたが
まったく表に出さないその精神。
これだけだったら、うっかり惚れそうです。
通常がなければ…うん。
そんな彼に惚れる(?!)クラスメイトの少年(笑)
ついに全国放送で宣言してしまいました。
これで双子片割れの楽しい時間帯です。
決断力と言うか、縦も横もしっかりと繋がった学校。
うらやましい限りです。
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表紙は深夏×メイド服。いちおう生徒会メンバー中では深夏押しなのですが、これはちょっと微妙でした。それよりも、巻頭イラストの星野巡のグラビア(ふうのイラスト)の方に魅かれます。
『ドラゴンマガジン』進出にまつわる生徒会での話が3話、会長がサンタさんに宛てた手紙が1話、杉崎、深夏、中目黒、宇宙姉弟など2年B組のメンバーをめぐる話が3話、そのほか、ダメ人間の真冬がはじめて新聞配達のアルバイトをする「椎名真冬の月末」と、深夏が生徒会のメンバーとゲームをするために奮闘する「椎名深夏の月末」を収録しています。
会長からサンタさんへの手紙は、初めこそ萌えたのですが、途中からだんだんウザくなってきます。これが「アカちゃんクオリティ」でしょうか……。
杉崎、中目黒、宇宙守が巡と同じ事務所のアイドルと合コンをする話は、途中まではよかったのですが、最後の展開は余計だったかなという気がします。単に、こちらがああいうストーリーを読みたいわけではなかったという、個人的な理由にすぎないのですが。
「椎名深夏の月末」も、最後に意外な展開が待っていましたが、こちらは悪くありません。杉崎カッコよすぎです。
それ以外では、杉崎がバイトをしているコンビニに宇宙姉弟がやってくる「杉崎鍵の放課後」が単純に楽しめます。そして守が不憫すぎます。