あらすじ
頭のいい人の思考回路をインストールする!
ルールを疑わない人は思考停止している。
正解もルールも変わる時代で、頭のいい人はどこを見て、何を聞き、どう考えているのか?
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Posted by ブクログ
メタ思考って何だっけと読み終わってから改めて考えた。メタ思考とは、物事を俯瞰的に捉え、客観的に評価する思考法です。というのが検索結果に出てきたAIの回答である。
この方のプレゼンの本は既読でとてもよかったのだが、一番インパクトが強いのは、やはりマイクロソフト(在籍時代から)にしてあのソバージュのロン毛という見た目だ。その見た目がどのように作られてきたかがこの本には書かれている。その点への言及は軽めだが、これも、メタ思考とそれがどう影響するかの実例の一つだと思います。
その他全体的なことはさておき。テスラのダッシュボードの話だが、そこまで持ち上げる話じゃないと思うけど。故障して交換ということになったら丸ごと交換、費用はいくらになるか?金額を考えたら新しい車を買った方がいい、みたいなことになるのでは。初期製造コストは圧倒的に低いかもしれないが、トータルで長く乗れる車じゃないよね。そんなところも、とってもアメ車的アメ車だ。
少々驚いたのは、一番最後の部分だ。私も似た状況にある。数年前から、私は何もないところへ行きたいと思うようになり(本当に何もないところに行くのは難しいのだが)、何が原因かと突き詰めると、結局は視界に入ってくる情報が煩わしさの原因なのだ。大半は広告。街の中のたくさんの看板や広告、電車の中のモニター、ネット閲覧中の広告(これが一番うざい…無料であることと表裏一体としてもスマホ画面の2/3が広告なのは悪質だろう)。目を開けているだけで望みもしない無駄な情報が一方的になだれ込んでくるのだ。全く関心のないものは受け流すだけだが、ものによっては、向こうから訴えかけてきて邪魔をする。最近は、こういったインプットが多すぎて、自分の頭の中の整理整頓が十分ではないと思うようになった。週末は自然の多い郊外へ行くことが多いのだが、広告がない、なるべくインプットの刺激がない場所を選ぶ。TVは壊れたのを機に買い替えはやめた。そもそものインプットを減らさないと、無駄な情報に溺れる。下手をすると自分を見失いかねない。そういう無駄な情報を完全にスルー出来る人はいるんだろうか。いるとしたらうらやましい。
全体に斜め読みで読み終えてしまったが、また読んでみるのもいいだろう。気になったのはあと書きに登場する辻本圭介さん。この人、全く肩書がない。AIかなあ。
Posted by ブクログ
「小事に拘り過ぎて大事を忘れるな」を思い出させてくれます。
視座の次元を上げ、自分ごと客観視することで、「会社の1パーツである自分」ではなく「自分の1側面に会社での顔がある」ことを認識できます。
要は軸足をどこに置くかの違いで、会社ではなく個人としての軸足を持つと、人間関係に始まる小事にも振り回されなくなり”自分らしさ”を持つことができる。
しかし、個としての軸足を持つには、物事や自分を様々な目線や切り口で捉えることが必要だと言うこと、具体的にどうすればいいのかイメージに繋がる内容となっています。
自分なりの解釈ですが、物事を捉えるときに”それが何か”を感じ言語化するには、知覚するための触覚が必要で、それこそが教養だと思います。教養を持った上で、普段の自分を時と場合によって出し分ける、その為に視座の次元を上げる心意気を常に持つ意識が重要なのかなと感じました。
Posted by ブクログ
誰かと比べて焦ってもどうしようもないよな〜と、当たり前のことを再確認。没頭してるときも俯瞰してるときも、意識はいつでも「今」に。
・顧客が実現してほしいと望んでいることが、そのまま答えではない。
・本来マネージャーは「ジョブ」なのに、それを名誉として与えてしまうから、不幸が起きる。
・ただ不満を言うのではなく、自分にコントロールできる部分はないか考える。
・人がなにかを発言したときは、その言葉だけでなく、その人全体を見るようにしましょう。その人がどんな生き方をしていて、どんな立ち振る舞いをして、どのような性格であり、自分との相性はどうなのか。その言葉は、どんな場面でいわれたことなのか。そんな相手の全体像を考慮したうえで、相手の言葉の真意を汲み取ることも重要なポイントです。
・「正しい/正しくない」「優れている/優れていない」ではなく「面白い/面白くない」
・SNSで流れてくる情報のほとんどは自分に関係しない
・ときには意識的に脳へのインプットをオフにして、常に余裕を持たせておく
Posted by ブクログ
エイリアスという考え方は勉強になった。
ありのままの自分をずっと出すのではなく、場面に応じて見せる側面を変えることで、何かの場面で落ち込むことがあっても自分の全てが否定されているわけではないと思える気がした。
また、自分を俯瞰して見続けるためには、外とのつながりが大事であるというのも刺さった。
同じコミュニティにずっといると、価値観の合う人にしか会えない。外のコミュニティに出て、いろんな人の考えに触れることで、自分を俯瞰して捉えることができる。なんでも良いが、外のコミュニティに参加していくことを意識したい。
Posted by ブクログ
*ルールに縛られない発想力
一章 正解にとらわれない観察力
要望を抽象化して本質を取り出す
「速い馬車がほしい」→「早く移動したがっている」→「自動車を発明」
ペインポイントを取り除く
二章 思い込みから自由になる思考法
三章 課題を発見していく認知力
自分の悩みや、事業、人の課題は抽象化する。かつ、主語を自分や自社から、できるだけ離れてみる
四章 新時代のマネジメント作法
マネージャーは、経営層とプレーヤーの通訳。
会社の方向に効果的にプレーヤーが進めるかを決める重要なジョブ
相手の視座に合わせて思考、行動する。
五章 視野を広がる人間関係術
想定外のことが起きることを想定内にしておくことがプロ
六章 ストレスをなくすシェア力
自分で選び、自分で考え、自分がハッピーになれるあり方を、自分で見出していくことが大事。