あらすじ
赤い髪と金色の瞳を持つ「魔獣使いの悪魔」として生まれた少女は、家族にも街の人々にも虐げられながら、名前もつけられぬまま生きてきた。そんなある日、少女は天使のような第二王子・ミハエルのメイドとして雇われ、アイリスと名付けられる。自らが不幸を呼び込むと思っているアイリスは、悪魔である自分にも優しくしてくれるミハエルの元から去ろうとする。するとミハエルは天使の雰囲気から一変し――…!?
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ミハエル
アイリスはミハエルに専属メイドとして雇われましたが、仕事をすることは許されず、自室にずっといるよう命じられました。しばらくしてミハエルの部屋の掃除の仕事を与えられましたが、彼女にとっては不十分に思えるものでした。彼女は他の使用人から嫌がらせを受けていましたが、メイド長のカリンだけは優しく接してくれました。でもそれは上辺だけのもので、あるときカリンが本性を現して彼女を突き飛ばしました。ミハエルが彼女に自室にずっといるように言ったのはこういう理由があったからなのだと思います。