あらすじ
「間が持たない」「指示が伝わらない」「イエスの返事がもらえない」 コミュニケーションに抱える悩みは、案外みんな同じで、そして同時に、その「答え」は、世の中にたくさん提示されています。なのに、どうして悩みがなくならないのでしょうか? 答えの多さが、かえってその難しさを強調することになっているのかもしれません。渡部さんの考えは、「コミュニケーションの問題は、シンプルな方法で解決できる」「基本的なコツさえわかっていれば、十分」というものです。本書は、コミュニケーションのシンプルなあり方を提唱し、誰でも使える基本的なコツから、その極意に至るまで余すところなく伝授します!
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Posted by ブクログ
上手なコミュニケーションの取り方についてがとてもわかりやすく書かれていました。
プロが実際に使っている細かいテクニックも、今すぐ挑戦できるものがたくさんありました。
読んでよかったです。
Posted by ブクログ
アンジャッシュ渡部さんが芸人・講演者として人前で取り組んできたコミュニケーションに関するノウハウがまとまった本。
今まで読んで良かった本にも記載のあるノウハウが分かりやすく、短くまとめられている点がありがたい。
【ポイント】
・ネガティブなこと・異なる意見を伝える場合には、クッション言葉(本書ではワクチンワード)を用いる
・最も簡単で誰にでも出来るポジティブメッセージは、「感謝」を伝えること
・相槌などのテクニックは必要ない。大事なのは、「相手のテンションに合わせる」(テンションは話者間の平均に収束する、なんて別の本でも言われている)
・沈黙に焦って話し始めず、笑顔で考えよう。会話のチャンスを奪わず、良いお題が出せるようなら話し始めればいい
・自分の感情と目の前の出来事を切り分けるメタ認知によって、苦手な人とのコミュニケーションも人間観察の機会にできる
・緊張している時は、緊張しているということを明言してしまうとよい
・コミュニケーションは開始前で大体決まっている。普段から能動的にアクションして、信頼ポイントを蓄積しておこう
・感想です、質問ですといった話の見出しをつけることで、相手の心構えをつくる
・とにかくホメることが大事。相手に謙遜させるくらいホメられれば、ホメ上手の証拠
・実は人に頼むことで、相手からも好印象を得られる。その人に頼みたい理由とセットで頼むと◎
Posted by ブクログ
参考にしたいテクニックがたくさんあった。
本当は3つに絞りたかったけど4つ。
ワクチン・ワード
フリを丁寧に
カゲホメ
かわいいバカ
を実践していきたい。
Posted by ブクログ
様々なコミュニケーション本があるが、渡部さんというメディアで見かける方からの説明でわかりやすかった。
沢山のコミュニケーション論を読むなら、この本を何度も読む方が人間関係を円滑にできると思う。
Posted by ブクログ
・コミュニケーションはポイ活。普段から貯めておく
・中学生にもわかるように話す
・話の要点は5枚くらいの紙芝居をイメージ
・プレゼンは「強み」「恩恵」を意識
例:このカメラはジャイロ機能を備えているので手振れしにくいです
・レビューには主観と客観を盛り込む
・ホメ+質問 は最強
例:スタイルいいですね。ジムとか通っていますか?
・ワクチンワード「おそらく他でも言われていると思いますが」「よく言われていると思いますが」
・フリを丁寧にしてオチを作る
・ドジや失敗は会話における大きな財産
・事前に調べるが、あえて知らないフリをする
・相手の話したいことを引き出す
・話題のお品書きを提供する
・なるべく相手の名前、固有名詞を連呼する
・最初に名前を呼ぶ→リアクションの提示
意見?感想?可不可?か反応をこちらが決めてあげる
Posted by ブクログ
コミュニケーションに関するハウツー本が
巷に溢れていることを逆手に取り、
それらに書かれていることを俯瞰で見た上で
シンプルな結論が導かれているので、
分かりやすいし納得しやすくなっています。
「沈黙を埋めることこそが1番リスクがある」
辺りは、心に留めておきたいです。
Posted by ブクログ
渡部さんのコミュニケーション術の本が良かったので。前作は「聞く」にフォーカスした内容だったが、本作では裾野を広げて、様々なコミュニケーションのtipsを解説。やや小手先な印象もあり、もう少しポイントを絞って欲しかったが、すぐに取り入れられそうなものも多く、概ね実践的だと感じた。