【感想・ネタバレ】闇の精神史のレビュー

あらすじ

19世紀末ロシア、独立直後のジャマイカ、サイバー空間――様々な時と場所に現れた、「宇宙」をめぐる思想。分子となって銀河に散らばる全祖先の復活を唱える者、自らのルーツを土星に見出し異形の音楽を創り出す者……。果てなき頭上の漆黒に、人は何を見るのか?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

2025年3月19日、グラビティにてグラ友の東大生が投稿してた。帯に「イーロン・マスクはなぜ火星を目指すのか?」って書いてあり興味増した。

「インターネットを使うなかで闇を見てしまうことはあると思う。インターネット空間でどのようにして私たちはアンダーグラウンドなものに足を取られず、深層を覗かずにどう生きていけるのか、その問題を考えるうえで木澤さんの本書はすごく役に立ちそう。
この本は理論的にならず書いているので、頭を使ったり行間を読んだりする必要がない、議論の交通整理という意味でとても質の高い内容だと思います。
人文学のサイエンスコミュニケーションも大事だと思う。本書を読んでそういうことも考えた。
近年の「監視資本主義」やメタバースの言説に対する言及もある。ロシアの知性に対する言及もあるのでその議論に興味のある人も読むと良い本だと思う。」

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2025年03月19日

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