あらすじ
いつも言うことを聞かない…
何度言っても同じことを繰り返す…
マイペースすぎて心配…
じっとしていられないけどこのままでいいのかな…
皆さんはこんな心配ごとをかかえていないでしょうか。
毎日のことですから、ついついイライラもつのって、もしかするとキツイことを言ってしまうことも少なくないかもしれませんね。
たとえば、よく聞かれるのが「ちゃんとしなさい!」という言葉です。
でもこの言葉、実は子どもをかえって混乱させ、「ちゃんと」させることができないのです。
では具体的にどういう声かけが必要なのか、そうした【上手な伝え方・叱り方】をまとめたのが本書です。
とりわけ男の子は、ナイーブで繊細な面を色濃く持っているものです。
逆に言えば、お母さん・お父さんの声かけに、素直に反応します。
だからこそ、上手に伸ばしていける後押しとなるような声かけをしてあげると、ぐんぐん成長していくのが男の子の特徴でもあります。
どうやって叱ったらいいのか…
ほめたらいいのか…
接したらいいのか…
今はわからなくても大丈夫です!
著者は、25万人以上の父兄や先生方を相手に、子どもが主体性を伸ばす「魔法の声かけ」について教えてきました。
本書ではそうした、男の子の自身のつけ方、自立心の育て方、叱り方はもちろんのこと、しつけの習慣、遊び方、学び方などもふんだんに盛り込んでいます。
ぜひ毎日の<イライラ・モヤモヤ>をスッキリ解消していただければと思います!
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
実践できるかは別として子育てに対する姿勢がどのようにあるべきか学べた。
子供のステージに合わせて読み直したい本。
最も印象に残ったのは以下。
「子育ては親が思っている通りになるものではない。親の役割は自分の価値観を子供に与え自分なりの価値観や考える思考力を身につけさせることにある。」
意外だと思ったのは以下。
「習い事は子供に決めさせず、親が決める。子供は新しいことが大好きなのでやってみたいという。合わなかった時に子供のせいにしないことが重要。」
その他印象に残ったのは以下。
・食事は子供に心の栄養を与える時間
・子供の存在に対して感謝の気持ちを忘れないように家庭内でありがとうを増やす
・ごめんなさいにこだわらず反省の色がわかったら反省をほめる
・我慢を知らないで育ったらわがままに育つ
・身の周りのことなど小さいうちからできることはどんどんさせる
・叱る時は叱るべきことを決めて短時間で
・お手伝いはほめるための種まき、お風呂を入れることで時間感覚を身につけさせる
・おもちゃを与えすぎは集中力の低下、物を大切にしなくなる
・子供の基礎能力は習い事ではなく、日常生活で伸ばす、スーパーの買い物など
・塾は実績やブランドを盲目的に選ぶのではなく勉強以外にも相談に乗ってくれるところを選ぶ
・洋服など親がなんでも決めるのではなく子供に選ばせる