あらすじ
本書は、【子どもの強みの見つけ方・伸ばし方】を、科学的エビデンスをベースに、家庭で簡単に行える35の具体的なメソッドまで落とし込んだ1冊です。
「この世に強みのない子など、いない。すべての子が"強みの芽"を持って生まれている!だからこそ、1人1人に合った"強み育て"が大切だ」。これが、本書でお伝えしたいことです。筆者は25年に渡り日米で学習塾を経営し、5000人以上の子どもたちの教育に携わってきました。
本書の前半では、独自の診断で、わが子が生まれながらにもつ「気質5タイプ」「才能5タイプ」と「ピッタリの習い事」を判定し「強みの芽」を探ります。
さらに、全タイプの強み育てにおいて不可欠な「やる気の引き出し方」「学業と習い事の両立方法」について、具体的なノウハウを体系化しています。
「やる気を高めるほめ方・ごほうびの与え方」
「やる気を高める目標設定のポイント」
「自主性の強い子に育てるコツ」
「ゲームをやめない子への対処法」
「後回し癖がある子への接し方」
「親子関係を良好に維持するコツ」
「"習い事をやめたい"と言った時の対処法」
「中学受験と習い事の、失敗しない両立方法」
など、誰もが直面する「お悩み」を解消します。
そして、後半では、前半で判定した気質のタイプ別に「学力の伸ばし方」、「習い事の選び方」「学校・職業の選び方」までを完全網羅します。
【もくじ】
●第1章:子どもの「強み」を見極めよう
●第2章:子どもにベストマッチの習い事を探そう!
●第3章:子どもの「やる気」を引き出す方法
●第4章:学業と習い事を両立させる術
●第5章:天才気質を伸ばすカギは「家庭」にある
●第6章:研究者気質を伸ばすカギは「探究心」
●第7章:商人気質は「競争心」「お金教育」がカギ!
●第8章:パフォーマー気質は「行動力」で伸びる!
●第9章:共感者気質は「コミュ力」で伸びる!
本書は、全部で9章構成。そのうち、1~2章は診断編。強み育ての土台となる「わが子の気質・才能・ピッタリの習い事」を実際に診断します。3~4章は知識編。全タイプの強み育てに不可欠な「やる気を引き出す方法」、「学業と習い事の両立」の具体的なノウハウを体系化しています。そして、5~9章が実践編。気質のタイプ別に「学力の伸ばし方」、「習い事の選び方」「学校・職業の選び方」までを完全網羅しています!
抽象的な話に陥りがちな「子どもの強みの見つけ方・育て方」について、解像度を極限まで上げ、親が家庭でしてあげるべき35の具体的メソッドまで落とし込んだ1冊です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
子どもの個性を活かした育て方のロードマップとして、とても分かりやすく書かれていた。
子どもの素質など本の内容に完全一致するかは置いておいて、習い事の方向性や育てる上で押さえるべき勘所など様々な面で参考になる1冊でした。
周りにも是非薦めたい。
Posted by ブクログ
タイプ別に具体的にどういう習い事、園または学校がオススメかが分かる。
最初から本書に書かれている、習い事などの選び方を知ってれば、子どもの将来の伸び方が変わっていくんだろうなと感じる。
ただ、私の場合は、子どもがまだ小さいため、どのような気質があるかが分からず、当てはめられなかった。
全体の内容は一読したので、もう少し大きくなったら、また読み直してみたい。
Posted by ブクログ
我が子に合う習い事は何なのか。
この本を読んで悩みが少なくなった。
自分が幼少期、何故集団スポーツが合わなかったのか理解できた。
その子それぞれの気質があるからだ、合う合わない習い事がある。
勉強と習い事を両立させることで、「タイムマネージメント能力」が身につく。
限られた時間の中で最大限の効果を得ようとするこら、授業中も「聞く力」か高くなる。
子供の潜在的な強みを引き出すことで、たくましさは育つ。
Posted by ブクログ
子供の気質にあった習い事をさせて伸ばす実践的な本。
それだけでなく、受験時の習い事の両立についてや子供が習い事を嫌がった時などトラブル時の対応方法が記しており参考になった。
Posted by ブクログ
日米で塾を経営する著者による教育本。子供の気質、才能の組み合わせから強みや最適な習い事を紹介。
・子供のたくましさは、潜在的な強みを引き出すことで育つ。
・子育てのゴールは子供が自分の強みを見つけて人生を自分で選択できること。
・優秀の定義は偏差値から人間力へ。自分の情熱をエピソードで語れること。平均的に何でもできる、は強みにならない。
・苦手の克服より強みづくり。強みが大きくなれば弱みは目立たなくなる。
・褒める時は子供の強みの芽を具体的にほめる。
・強みづくりで最も重要なのは気質。性格は環境で変わるが、気質は一生変わらない。
・習い事の目的は長く続けて強みに引き上げること。
・何かで突き抜けるために必要な時間は1万時間。
まず頭一つ抜けるために必要なのは2,000時間(毎日1時間練習して5年半)。
・親の仕事は子供の心身面のサポート。コーチになる事ではない。習い事の目的は自信を大きく育てること。
・自主性の強い子にするには過干渉を避ける。子供の意欲を尊重し、子供に選択させる。ゲームなどをやめるタイミングは自分で決めさせる。
・ネガティブな言葉はコルチゾール(ストレスホルモン)を増やす。ポジティブな言葉はドーパミン(幸せホルモン)を増やす。
・習い事は子供がポジティブな経験を積む場。
・何か一つ得意分野を持たせる、これを常に意識しながら子育てすることが子供の特性を伸ばすカギ。
・好きなことを続けている子供の方が受験勉強でも成功率が高く、合格後も伸び続ける。
★メモ★
Posted by ブクログ
のほほーん。と生きているわが子と私。笑
強み??気になってよんでみました!
うまれもった子のもっているタイプを見極めて、
気質に合った伸ばし方のアドバイスをくれる本です!
タイプの見極めだとあーー、これわかるなーって判断材料があったり、やってるやってる(笑)って
笑っちゃいました笑
習い事とかも向いているのが書いてあって、いろんな習い事を見せてあげて、子の好き!と、やる気が伸びたらなとおもいました♫
この本を読んでいると、将来どんな大人に成長していくのかなーーって勝手に気持ちがホクホクしちゃえました♫
Posted by ブクログ
習い事はとりあえず水泳行けばいいのかな〜程度に考えていたけど、気質、才能、素質で向いてる習い事が変わる等、習い事の重要さが書いてあり、もっと真剣に習い事について考えようという気持ちになった本。
気質ごとのアプローチの仕方が載っていたので、子がもう少し成長したら再読したい。
Posted by ブクログ
強みを生み出す育て方…
そもそも、我が子の強みってなに?
というわけで読んでみることに。
第1章で
気質・素質・才能を診断。
第2章で
気質・才能ごとにベストマッチな
習い事を紹介。
第3章&第4章で
子供のやる気をあげて
学業と習い事を両立させる秘訣を紹介。
そして第5章以降で
気質ごとの子育てアプローチ方法を紹介。
うちは男のコだし、
サッカーか野球をやるかなあ〜
と、ほんわか思っていたら
彼の気質や才能にはちっとも
合ってないらしい笑
もうすぐ3歳。まだ幼いので
確実な診断とはいえないものの…
我が子の強みについて
考えるきっかけになりました。
とりあえず
音楽的才能が満点なので
おもちゃのピアノを買ってみます♪
Posted by ブクログ
●子どもの気質に合った習い事をさせることで「強み」を育むことができると本書は説く。さらに本書では気質・素質・才能という3つの視点でもって最適な習い事を絞り込む術も紹介。
Posted by ブクログ
かなり実践的な内容。
まずは自分の子どもの気質や才能を点数化してどのタイプに属するかを知る。
気質、才能、素質の重なる部分が伸ばすべきその子の強み。
載っている気質テストは簡易的になっているため、ネット上にある無料のテストの方が質問の数が多く正確に思えた。
「ビッグファイブ性格判断」で検索するといくつか出てくるのでやってみるとおもしろい。
子どもの特性によって有効な幼稚園や学校、習い事を具体的に挙げているので参考にはなると思う。
だけどテストをするまでもなく、うんその特性だって知ってたと思ったし、習い事は合いそうだと思って既にやっているものがいくつかあったけどそれで強みが伸ばせているかは?だった。
射撃教室、スキージャンプ、弓道など、全く身近にない習い事が挙げられていたり、本人の興味がなさそうなものも多く、結局は本人がやりたいと思った習い事をやるしかなさそう。
Posted by ブクログ
生まれつき備わっており、基本的には変わらない「気質」を見極めて、その気質にあった環境や習い事を選択しながら、こどもの強みを伸ばしていきましょう、という内容。
気質は5つに分類されており、
誰しもが全ての要素を持ち合わせているが、
より強く持っている要素によりそれぞれの特性が異なるようです。
5つは①天才気質②研究者気質③商人気質④パフォーマー気質⑤共感者気質。
チェックリストがあり、点数をつけていくとこどもの最も強い気質がわかるようになっています。
我が家には4歳男児、3歳女児がいますが、
それぞれやってみると上の子は「研究者気質」、下の子は「パフォーマー気質」「共感者気質」同点。
なるほど、、なんとなくそんなような気がする。
全体の内容としては、【習い事】と【教育環境】にフォーカスされているように感じました。
どちらも金銭的、環境面でとても自由に選べるという状況ではないので、「なるほど〜(少し人ごと)」程度に読み流す部分も多々ありましたが、知識としては得られてよかったです。
習い事は、できる限り本人の気質踏まえ(もちろん気持ちも踏まえ)一緒に選びたいと思います!
Posted by ブクログ
子育てというか習い事選びに関する本。タイトル変えたほうが良いのでは、、?と思ってしまった。習い事選びにはとても役に立つと思う。自分の子供特性を見極める方法、そしてそれに合った習い事に関して細かく書かれている。
そんなに習い事詰め込んで大丈夫?という意見はまったく相手にしていない(むしろこの本によると色々やらせたほうがいいらしい)。経済的余裕がない人はどうすれば?というのは一瞬頭をよぎった。習い事選びに迷ってる人にはためになる本だと思うけど、タイトルだけに惹かれると、習い事以外で強みを育てる方法ももう少し知りたいと思うかも。