あらすじ
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「自然と人間の関わり」を描かせたら右に出るものはいない漫画家、矢口高雄。
その釣りをテーマにした第一作目である『岩魚の帰る日』と『釣りバカたち』の岩魚、山女魚を対象にした作品を合本し、ヤマケイ文庫で復刊!
表題作の「岩魚の帰る日」のほか、名作として名高い「移しイワナ」「チライ・アパッポ」「Yのイニシャル」ほか全13話を収録する。
大人が楽しめる極上の釣りマンガである。
■内容
抱返り
移し岩魚
バチヘビ奇談
カジカの卵塊
毛バリの元祖
Yのイニシャル
S川の大ヤマメ
イワナ酒
枯尾花
いろはトンボ
いさご虫
チライ・アパッポ
岩魚の帰る日
解説
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
先ず絵がうますぎる。特に風景、背景の光の当たり方、そして魚そのものが尋常じゃない…。
漫画的には基本1話完結の短い話の中に起承転結と心の機微を見事に描き出している。釣りを殆どした事のない私ですらワクワクする。
掲載されているのは殆どが70年代の作品であるが、山釣りという自然の中を描いていることもあり、全く古臭さを感じない。陳腐な表現しか出来ないが驚異的である。まさにマスターピース。
Posted by ブクログ
矢口高雄『岩魚の帰る日 釣りバカたち【山釣り編】』ヤマケイ文庫。
矢口高雄の『釣りバカたち』から山釣り編12編と『岩魚の帰る日』を収録した合本文庫。
釣りの面白さと共に自然の厳しさと不思議、そしてその中に濃厚な人間ドラマを描いた矢口高雄の傑作の数々が楽しめる。
個人的には『移し岩魚』『枯尾花』『チライ・アパッポ』の3作が特に良かった。
『抱返り』『移し岩魚』『バチヘビ奇談』『カジカの卵塊』『毛バリの元祖』『Yのイニシャル』『S川の大ヤマメ』『イワナ酒』『枯尾花』『いろはトンボ』『いさご虫』『チライ・アパッポ』『岩魚の帰る日』の13編を収録。
定価1,320円
★★★★