【感想・ネタバレ】ディア・グリーン 瞳の追うのは (3)のレビュー

あらすじ

友人として、恋人として、ずっと一緒にいた縁と音海。同居してから数年、久しぶりに一緒に帰省するがそれぞれ、家族や将来のことに直面する。それでも「互い以外は考えられない」と気持ちを確かめ合ったふたりは--。長期連載の人気シリーズ、遂に完結!

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Posted by ブクログ

某ジャンルの神作家さんだった富士山ひょうたさんの、
8年越しの連載が完結してました。

コミックたった4冊分なんだけどね、
足掛け8年だって。

すごいなー

本当に本当にすごい良い話でした。

富士山さんは某ジャンルで買ってて、神と崇めていた作家さんで
商業デビューしてしばらく全部追っかけてたけど
やっぱり商業になると世間一般の大多数の人が好む安易な萌えも、
描かなきゃいけなくなるから、
富士山さんらしさのないBL話も、数描くごとに多くなってしまって、
とても残念だけど、読まなくなってしまってました

でもこの、音海と縁のことだけは気になって、コミックを買っていて

読み終わったら、なにこの大河!と思って泣いてしまいました。
(大袈裟)

高校から30オーバーの現代までを断続的に描いているんで、
登場人物の人生を、成長を本当に目撃してるみたいな、
やっぱりこの人の持っている本質のストーリーは本当に大好きなんだ

まあBLなんだけど、

三十路で実家離れて生きてる大人の恋愛と仕事の些細でリアルな悩みとか、
男同士であることのジレンマとか葛藤とか弊害を
ちゃんと現実社会に沿った出来事で、生々しく描き出してるので
すごく感情移入してしまう。

告白して、相手も受け入れて、ハイ、ベッドイン、みたいな
だから何?みたいなどうでもいい安易な恋愛では全くないのね

最初の入りが、
「地元に帰省した時に、受の方の元カノ(二人の共通の幼なじみ)に、
自分らが付き合ってることを、どうやって報告するか」
っていうエピソードだった。

BL的には衝撃で、
ああ、この人はやっぱすげえなって思ってホント泣いた。

そういう時の女の子が、みんな良い子で、優しくて強くて可愛い。
男がヘタレで優柔不断で弱くて必死で可愛いんだ。

大好きです。
BL作家で一番好き。

またこういう話書いてくれたらいいな、と思います。
完結記念に語りたかった、

ちょっと生々しいゆっくりめな展開の、大人BL好きな人は
ぜひ読んでみて下さい。

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2009年11月11日

Posted by ブクログ

矢島×音海のなれ初め編、3冊目です。
実際には、なれ初め編は半分ぐらいで、
後半は、ラブラブ新婚生活の2人についてです。
タイトルが「ディアグリーン」だけの本にあるお話は、
なれ初め編終了後、ラブラブ新婚生活時期の
とある日、という時系列なんだろうなぁ~・・・
2人のお話のほかにも1編収録されています。

0
2014年09月24日

Posted by ブクログ

第二作目

高校生で出会っておたがい一人の女の子を介して出会ったのに・・・その距離が段々近づいてきて気になってくる。この思いは何なのか?二人ともわからずに色々な出来事で自分の気持に気付いて行く。
その焦りとか嫉妬とかの感情表現が豊かです。

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2013年01月03日

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