あらすじ
まかり通る官職の売買と、あからさまな贈収賄!
国のためには誰も死なない中国軍人の「愛国心」!
愛人の数で権力を誇示する共産党幹部!
いまの中国人社会を支配しているのは、カネの論理!
など、“中国共産党王朝”はすでに末期症状である。
石平氏が二十年日本で生活してきて見えたことは――。
日本人がよく日本文化の物差しで中国や中国人を見るが、それ自体が間違い。
精神的に日本人と中国人は根本的に違う。
例えば、茶道や華道などに見られる高次元の精神的なものは、中国人には理解できないし、理解しようとしない。
日本民族と漢民族の心が通じ合うことはほとんどあり得ない!
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Posted by ブクログ
この本を読む前からウスウス思っていたけれど、
やっぱりそうなんだと確信したことは、、、
・多くの日本人は中国・中国人に対して幻想をもっている
(日本のマスコミや知識人の多くも例外ではない)
・日本人と中国人は姿形は似ているけれど、まったく別の生き物
・日本人のモノサシで中国・中国人を測ることは不可能
(測ったところで誤解・誤認しか生まない)
・日中友好は絶対ありえない
中国人にとって目先のカネが何事よりも優先される!
カネ!カネ!カネ!の思考は以前から知っていたのだが、
それがいったいどこからやってくるのか?
ずうっと不思議に思っていた。
ああ、そういうことだったのかと、目から鱗だった。
このへんの事情を知りたい方はぜひ本書を読んでいただければです。
もし、一攫千金を夢見て中国大陸へ進出しようと考えている日本企業がまだあるとするならば、
その前にぜひこの本を読んでよく考えてからにしたほうが身のためでありましょう。